温水洗浄便座(ウォシュレット・シャワートイレ)の交換時期・取替え製品について(DIY、自分で取替え)
温水洗浄便座(ウォシュレット・シャワートイレ)の交換時期・取替え製品について(DIY、自分で取替え)
温水洗浄便座(ウォシュレット・シャワートイレ)の取替え時期
温水洗浄便座の取替えのタイミングとしては、以下のような場合があります。
- 故障・水漏れが発生したが、修理部品がなく修理が出来ない。
- 故障・水漏れが発生したが、修理が高額になる。
- 既存の機能では不十分で、必要な機能を付けたい為。
- 汚れ、変色が目立つので、新しくキレイにしたい。
まず、大前提として温水洗浄便座は、電気製品となる為、エアコン・冷蔵庫・テレビなどと同じように、20年・30年と使い続けられるものではありません。
故障・水漏れなどは10年前後で発生する事が多くなるので、修理をするか、買換えるか判断に迷う場合があります。
温水洗浄便座は、電気製品に水が通っている構造なので、本体内部での水漏れは、漏電や発火の危険性があり、製造メーカーも10年を目安に買換えを推奨しています。
その為、修理部品も製品廃盤から、10年程で生産終了となり、修理不可能となる事も多いです。
温水洗浄便座(ウォシュレット・シャワートイレ) 3種類のタイプ
温水洗浄便座(ウォシュレット)といっても、大きく3つのタイプがあります。
※呼び名は正式なものではありません。
1.組み合わせ式トイレ取付型
便器 + タンク + 便座(温水洗浄便座・暖房便座・普通便座)
温水洗浄便座の取替えと言って、一番に思い浮かぶのが、このタイプだと思います。
トイレが、便器・ロータンク・便座の3点に分かれており、便座部分のみの取替えが可能です。
家電量販店・ホームセンターなどで目にする商品もこのタイプになり、一般的なDIYで取替えが出来るのは、「組み合わせ式トイレ」の便座部分です。
取付け条件を満たせば、既存の便器のメーカーと異なるメーカーの温水洗浄便座でも取替えが可能です。
2.ウォシュレット(温水洗浄便座)一体型タンク式
便器 + タンク・温水洗浄便座一体型
トイレが、便器 と 温水洗浄便座一体型タンク の2点での組み合わせになります。
便座部分とタンク部分が一体になっている為、便座部分のみの取替えはできません。
取替えの場合は、「温水洗浄便座一体型タンク部」を交換します。但し、取替用の製品はかなり限定されており、タンクも一体になっている為、通常の温水洗浄便座よりも高額になります。他メーカーの製品には取替え出来ません。
DIYでの取替えに関しては、「適切な取替え品」を用意する事さえ出来れば、工事自体は可能かもしれません。
3. タンクレストイレ機能部型
便器 + 機能部(温水洗浄便座含む)
タンクレストイレと呼ばれるものです。
こちらも、便器 と 機能部 と呼ばれる2点での組み合わせになります。
取替えの場合は、「機能部」を交換します。こちらも取替え用の製品はかなり限定されています。他メーカーの製品には取替え出来ません。
タンクレスの為、タンクはありませんが、高機能の製品が多い為、通常の温水洗浄便座より高額になります。
DIYでの取替えは、高額で、デリケートな製品の為、お勧めは出来ません。
自分で(DIY)温水洗浄便座の交換・交換用製品について
通常の「組み合わせトイレ取付型」の温水洗浄便座でしたら、自分で取替えをする方も多く、可能だと思います。
取替え用の製品も、幅広く選ぶ事が出来るため、メーカー違い、機能のグレードアップ・ダウンも可能です。
製品自体も、家電量販店、ホームセンター、インターネット通販などで購入する事が出来ます。
但し、機能によって取付が出来る便器が限られている場合があるので、選定には充分注意が必要です。
例: 便器洗浄(リモコン・オート)機能は、既存の便器の型番によっては取付けられない。
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