MYM FB273-094【ｼｬﾜｰﾎｰｽ・ｶｰﾄﾘｯｼﾞ交換、本体後継品・代替品情報】台付ｼﾝｸﾞﾙﾚﾊﾞｰ式ｼｬﾜｰ水栓 水漏れ修理方法 ※ｸﾘﾅｯﾌﾟｷｯﾁﾝ
MYM FB273-094 台付ｼﾝｸﾞﾙﾚﾊﾞｰ式ﾊﾝﾄﾞｼｬﾜｰ水栓（2006年頃）
ｸﾘﾅｯﾌﾟ製 ｼｽﾃﾑｷｯﾁﾝ仕様
症状① 使用するとｼｬﾜｰﾎｰｽから水漏れがする。
水を出していると、キッチン下収納内に見える水栓のシャワーホースからボタボタと水が漏れてしまいます。
普段は視界に入る箇所ではない為、水漏れに気づく頃には、キッチンの収納内や床が水浸しになるという事がほとんどです。
原因 ： シャワーホースの劣化。金属ジャバラホース内のゴムホースの亀裂。
キッチン水栓のシャワーホースから水漏れがする原因は、金属ジャバラホース内を通るゴムホースが経年劣化により亀裂が入る為です。
修理をする為には、ﾒｰｶｰ純正部品のｼｬﾜｰﾎｰｽの交換が必要です。
症状② ﾚﾊﾞｰ下げても水が止まらない。ﾚﾊﾞｰの下から水が漏れる。動きが固い。
・レバーを止水方向に操作しても水が完全に止まらない。
・レバーハンドルの下から、水がタラタラと漏れ続けてしまう。
・レバーの動きが固い・重い。
原因 ： 水栓内部のバルブカートリッジの消耗・破損
レバーを下げても水が止まらない、動きが固いなどの場合は、水栓内部に使用されているバルブカートリッジの消耗が原因となります。
レバーの下から水が漏れ続けている様な場合は、バルブカートリッジが内部で破損している事が原因です。
修理をする為には、ﾒｰｶｰ純正のﾊﾞﾙﾌﾞｶｰﾄﾘｯｼﾞ（ｾﾗﾐｯｸｶｰﾄﾘｯｼﾞ）の交換が必要です。
修理用部品：ｼｬﾜｰﾎｰｽ、接続ｶﾌﾟﾗｰ、ｼｬﾜｰﾍｯﾄﾞ、ｶｰﾄﾘｯｼﾞ、ﾚﾊﾞｰﾊﾝﾄﾞﾙ
MYM社は2008年に廃業している為、修理部品はKVK社が引き継いでいます。
取替用ｼｬﾜｰﾎｰｽ
KVK ｼｬﾜｰﾎｰｽ組 HC125BGG5E
ｼｬﾜｰﾎｰｽと水栓本体の接続部品 ※ﾎｰｽと一緒に交換を推奨
KVK 接続ｶﾌﾟﾗｰ KPS1908
取替用ｼｬﾜｰﾍｯﾄﾞ
KVK ｼｬﾜｰﾍｯﾄﾞ組 HC289-G5E2
取替用ｶｰﾄﾘｯｼﾞ
KVK ｾﾗﾐｯｸｶｰﾄﾘｯｼﾞ KPS027H-E
取替用ﾚﾊﾞｰﾊﾝﾄﾞﾙ
KVK 操作ﾚﾊﾞｰ組 KP1045B
ｼｬﾜｰﾎｰｽ交換方法
必要工具
・マイナスドライバー
・ウォーターポンププライヤー
シャワーホース交換手順
シャワーホースと水栓本体との接続を取り外します。
接続カプラーのオレンジ色部分を下にスライドさせ、その状態のまま下に引き抜きます。
取り外し時に残り水が出ます。タオルなどを準備しておきましょう。
シャワホースから接続カプラーを取り外します。
シャワーホース側をウォーターポンププライヤーなどで掴んで固定し、接続カプラーを回して取り外します。
シャワーホース内から残り水が出ます。タオルなどを準備しておきましょう。
シャワーホースに付いているストッパーも取り外しておきましょう。
ツメを押し込むと開いて取り外しが出来ます。
シャワーヘッドを水栓にセットした状態で、反時計回りに回していくと取り外しが出来ます。
画像は、別の水栓の画像です。
吐水パイプの下部に穴があります。
内部にシャワーホースの部品のツメが見えるのでマイナスドライバーで押し込み、その状態で先端のギザギザ部分をプライヤーなどで掴み、抜き取ります。
そのままシャワーホースを引っ張り出します。
シャワーホースが抜き取れない場合は、水栓の裏側（下側）でホースの先端が引っ掛かっています。
戻したり・出したりを繰り返すか、裏側からホースの先端を工具などで押し込むなどをすると抜き取る事が出来ます。
シャワーホースを新しいものに入れ替え、取り外しと逆の手順で取付けます。
接続カプラーは再利用で水漏れが発生する事がある為、一緒に新しいものへ交換する事をお勧めします。
作業難易度（5段階）
作業難易度は「2」です。
シャワーホースが上手く抜き取れるかがポイントです。取付け時に、接続カプラーをしっかりと水栓本体に差し込み、抜けない事を確認しましょう。
MYM FB273-094 の取り外し方法 、水栓本体の後継品・代替品
MYM FB273-094 の取り外し方法はこちらの記事をご参照ください。
FB273-094 後継品・代替品
KVK ｼﾝｸﾞﾙﾚﾊﾞｰ式ｼｬﾜｰ混合水栓 KM5021TEC
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