【ダイドレ VST-ADP 75 使用方法】VST継手 枝管改修用アダプター 使用例

【ダイドレ VST-ADP 75 使用方法】VST継手 枝管改修用アダプター 使用例


既設VST継手の改修時に、起こる問題として
ネジ山が錆び・腐食で接続出来ない。
フクロナットを外してみると、継手側のネジ山が腐食・錆びで再接続が出来ない。

適合するパッキン・袋ナットが調達できない。
基本的にこの様なVST継手が使用されていて、腐食や錆びが激しい現場は、30年・40年以上前のものとなり、適合するパッキン・袋ナットが調達できない事が多々あります。(メーカー廃盤など)

既設VST 継手とVP管を接続する為のアダプター ダイドレ VST-ADP 75
ダイドレ VST継手枝管改修用アダプター VST-ADP 75


推奨接着剤
セメダイン(株) スーパーX
スリーボンド(株) TB1530
接続可能なVST継手
・MDジョイント JPF MDJ002:2015 VST-A / VST-B / VST-AL
・排水用鋳鉄管 IS G 5525:2000 排水用鋳鉄管 メカニカル形1種管
差込み形RJ管 VST-A / VST-B / VS継手
使用方法
必要工具
・ワイヤーブラシ
・マイナスドライバー
・推奨接着剤 セメダイン スーパーX など
施工手順
ワイヤーブラシなどを使い、VST継手の接続面のサビ・油・水気・ほこりを除去します。
VST継手の内側もVP管がスムーズに入るように、サビ・ゴミなどを清掃しておきましょう。

アダプターを継手に押し当てて、覆いかぶせるように奥まで押し込みます。

ステンレスバンド(大)を取付ける。
締付のボルトが真上にくるように止めてください。

マイナスドライバーでボルトを締め付けます。

接着剤が乾かないうちに、VP管(75)を奥まで差し込みます。

差し込み後、VP管を左右に軽く回し、接着剤を均一になじませます。
ステンレスバンド(小)で固定をします。

VP管側に向きや角度が有るものを接続する場合は、乾く前に調整しましょう。

TOTO 塩ビ排水管(90°) Y9201
VP管取付以降は、現場によって使用材料などが異なります。

TOTO 壁排水ジョイント HP80L

接続部から水漏れが無い事を確認しましょう。

作業時のポイント
・水漏れが起こらない為に、接着面の清掃を念入りに行いましょう。
・VP管の差し込みはスムーズに行いたい為、継手内のサビ・汚れなどをしっかりと取っておく事。
ダイドレ VST継手枝管改修用アダプター VST-ADP 75
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