INAX BF-4646TC(300)ルーティアシリーズ サーモスタット付シャワーバス水栓 <水が止まらない・開閉 ハンドルが外れた> 水栓本体交換方法(後継品) ※INAX ユニットバス水栓
INAX BF-4646TC(300)ルーティアシリーズ サーモスタット付シャワーバス水栓 <水が止まらない・開閉 ハンドルが外れた> 水栓本体交換方法(後継品) ※INAX ユニットバス水栓
INAX ルーティアシリーズ サーモスタット付シャワーバス水栓 BF-4646TCR(300)(1999-2000年)
R 仕様 = シャワーハンドルが右側 ※L使用(左側)も有り
症状:シャワー・カランの水が止まらない。開閉ハンドルが外れた。
シャワー、カランの開閉ハンドルを閉めても、水がポタポタと止まらない状態です。
止まりが悪い為、強くハンドルを閉めていたら、ハンドルが破損し外れてしまったという事です。
原因:水栓内部の切替弁部の消耗
開閉ハンドルを閉めても、水が完全に止まらないのは、本体内部にある切替弁部の消耗が原因です。
INAX BF-4646TC(300)は、修理部品の廃盤が多い為、修理不可の場合も
INAX BF-4646TC(300)は、水栓本体が廃盤となってから20年以上経過している為、修理部品が一部を除き廃盤となっています。
今回、原因となっている切替弁部は、まだ生産はされていますが、破損してしまった開閉ハンドル部は廃盤となっています。
取替え用水栓(後継品) LIXIL(INAX) BF-WM646TSG(300)
LIXIL(INAX) 台付サーモスタット付シャワーバス水栓 BF-WM646TSG(300)
水栓本体交換方法
必要工具
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・モンキーレンチ
・台付き水栓用レンチ
・給水フレキ管用パッキン
INAX BF-WM646TSG(300)の取り外し方
ユニットバスの点検口を取外し、配管の接続部分が見える状態にします。
点検口は現場の状況によって変わります。(通常、水栓の下付近にあります。)
点検口内に止水栓が付いていれば、止水栓を閉めます。(無い場合が多い)
止水栓がなければ、水道メーターなどの大元のバルブを閉め、水・湯を止めます。
水が止まった事をしっかりと確認して、作業に取り掛かってください。
水栓本体の下(ユニットバスの天板下)に、水栓本体を固定している固定ナットがあります。
こちらを、台付き水栓用レンチを使用し、取り外します。(ワッシャー・パッキンも)
固定ナットを取外し後、天板の上から水栓本体を抜き取ります。
ワッシャー・パッキンが張り付いている場合は、水栓を抜き取ると落下しますので、手で受け取りましょう。
ここから、新しい水栓(LIXIL BF-WM646TSG)の取付
ユニットバスの取付穴のピッチ(芯々寸法)は、100mmですので、水栓本体の取付脚のピッチを変更します。
(工場出荷時の状態=120㎜)
LIXIL BF-WM646TSG は、取付け脚が可変式ピッチになっています。85、100(102)、120㎜
取付脚の片側を一旦取外し、角度を変えて取付け直します。
水栓本体を天板に設置し、固定ナットを締め付け、固定します。
給水・給湯管と水栓本体をフレキ管で再接続します。
この時に、接続部分のパッキンは交換する様にしましょう。(水漏れの原因となります。)
湯・水の接続を逆に間違えない様に注意。
水栓本体に吐水パイプを一旦取付し、その後、水・湯を通水します。
給水フレキ管の接続部分の水漏れは、時間をかけて、しっかりと確認しましょう。
隠蔽されてしまう為、水漏れが発生しても見えなくなってしまいます。
本体の化粧カバーを取付けます。
シャワーエルボも取付けます。
ねじ込んで取付け、エルボの先は上向きにしておきます。
吐水パイプ、シャワーホースを取付けます。
完成
LIXIL(INAX) 台付サーモスタット付シャワーバス水栓 BF-WM646TSG(300)
<補足>修理用部品: 切替弁部、 温調ASSY(サーモユニット)
シャワー、カランの水が止まらない場合(どちらの同じ部品です。)
LIXIL 切替弁部 A-3059
温度調節が効かない場合
LIXIL 温調ASSY(サーモユニット) A-3070-1
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