INAX DT-1520S【ボールタップ・フロートゴム玉交換】 トイレタンク(手洗い無) アメージュM <水が止まらない、トイレが流せない>修理方法 ※DT-1820S(手洗い付)も対象
INAX DT-1520S【ボールタップ・フロートゴム玉交換】 トイレタンク(手洗い無) アメージュM <水が止まらない、トイレが流せない>修理方法 ※DT-1820S(手洗い付)も対象
INAX 手洗い無しロータンク DT-1520S (1996-1998年)
アメージュM シリーズ、洗浄水量 10ℓ
DT-1820S (手洗い付)も対象
INAX 手洗い付ロータンク DT-1820S(1996-1998年)
修理部品は同じです。
症状① タンクの水が止まらない。便器へ水が流れ続ける。
タンクへの給水がいつまでも止まらずに流れ続けてしまいます。
給水され続けた水は、タンク内のオーバーフロー管を通り、便器へ流れ出てくる為、水溜まり面が常に波打っているような状態になります。
原因:タンク内部のボールタップの消耗、フロートゴム玉の消耗。
タンクへの給水が止まらなくなる原因は、2つあります。
1. ボールタップの消耗(故障)により、タンクへ規定量の水が溜まっても、止水が出来なくなります。
2.フロートゴム玉の消耗により、タンク内の水が底から抜けてしまい、タンクの水がいつまでも規定量に達しない為、ボールタップからの給水が止まらなくなります。
もしくは、1と2が同時に起こっている場合も有り。【ボールタップ・フロートゴム玉の消耗。】
ボールタップ・フロートゴム玉の交換が必要です。
水が勢いよく流れ続ける場合は、オーバーフロー管が破損している事も有ります。
INAXのタンクの場合、タンク内のオーバーフロー管が根本で折れてしまうという事も、稀にあります。
この場合は、タンクへ給水された水がそのまま便器内へ抜けてしまう為、水が出る勢いとしては強いものになります。
折れたオーバーフロー管を修理する為には、フロート弁の交換が必要です。
症状② 洗浄レバーを操作しても水が流せない。
洗浄レバーを操作しても、タンクの水が流せず、通常のような重みを感じ無い状態です。
原因:タンク内のフロートゴム玉の鎖が切れている。洗浄レバーの破損。
洗浄レバーからフロートゴム玉へ繋がる鎖が途中で切れてしまっている。
洗浄レバーが経年劣化により破損(折れている)。
修理部品:ボールタップ、フロートゴム玉、フロート部、洗浄レバー
INAX = LIXIL
LIXIL マルチボールタップ TF-20B
LIXIL フロートゴム玉(大) TF-10R-L
LIXIL フロート弁 TF-889C
フロート弁の交換方法はリンク先をご参照ください。(品番違いですが、作業要領は同じです。)
LIXIL マルチ洗浄ハンドル TF-10A
マルチ洗浄ハンドルの交換方法はリンク先をご参照ください。(品番違いですが、作業要領は同じです。)
ボールタップ・フロートゴム玉交換方法
必要工具
・マイナスドライバー ※止水栓がドライバー式の場合
・モンキーレンチ
・ゴム手袋
ボールタップ・フロートゴム玉交換手順
交換方法はリンク先をご参照ください。(作業要領は同じです。)
作業難易度(5段階)
作業難易度は「2」です。
ボールタップは、他機種対応のマルチタイプになります。
タンクに合わせて、多少の組み換え・調整が必要になりますので、施工説明書をよく読んで施工をしてください。
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