INAX(LIXIL) SF-810S、SF-810S-MB、SF-810SY シャワーホースの交換方法
INAX(LIXIL) SF-810S、SF-810S-MB、SF-810SY シャワーホースの交換方法
INAX(LIXIL) 台付シングルレバー式シャワー水栓(2007-2013年)
類似品・仕様違い品も対象: SF-810S-MB、SF-810SY
SF-810S-MB (2007-2018年) 洗面カウンター用 ※ほぼ同じです。
SF-810SY (2013-2015年) エコハンドル仕様
シャワーホースからの水漏れを修理する為の部品交換
水を出していると、シャワーホースから水漏れがしてしまう場合、修理をする為には、シャワーホースの交換が必要になります。
交換部品: シャワーホース、シャワーホース・ヘッドセット + カプラー式ジョイント
カプラー式ジョイントは、一緒に交換をしましょう。
INAX(LIXIL)のカプラー式ジョイントは、樹脂製の為、古いものになると接続部のネジが折れて使用不可能になる事が有ります。
シャワーヘッドの分解・再取付が必要な為、作業が複雑になります。
LIXIL シャワーホースASSY A-5812
カプラー式逆止弁ソケットASSY A-4284-10
シャワーヘッドの分解が無いので交換作業が楽です。
LIXIL シャワーヘッドASSY A-5813
カプラー式逆止弁ソケットASSY A-4284-10
交換方法
必要工具
・マイナスドライバー
・精密ドライバー(マイナス)
・プラスドライバー
・ウォーターポンププライヤー
シャワーホース交換手順 ※シャワーヘッド・ホースセット(A-5813)の交換の場合は、手順⓵②⑤⑥⑨⑩のみ
作業中、細かな部品が落下しない様に、排水口は栓をしておきましょう。
水栓本体下の、シャワーホースの接続部の取り外しです。
カプラー式ソケットのスライダー(クリーム色部分)を下げ、その状態でカプラー式ソケットを真下に引き抜きます。
内部から残り水が出ます。タオルなどを準備しておきましょう。
シャワーホースから、カプラー式ジョイントとホースストッパーを取り外します。
シャワーホース側をプライヤーなどで固定し、カプラー式ジョイントを回す事で取り外しが出来ます。
(こちらもホース内部から残り水がでてきます。)
シャワーホースの途中に取り付けられているホースストッパーはプラスドライバーでネジを緩め、取り外します。(再利用します。)
シャワーヘッドの吐水口カバーを取り外します。
シャワーヘッドの下側に穴があるので、マイナスドライバーを使い、ストッパーを開きます。
ストッパーを開くと、切替ユニット(水が出る先端部分)が抜き取れます。
続いて、同じ穴から吐水口本体を固定しているツメをドライバーで押し込み、その状態のままシャワーホースを引っ張ると、吐水口カバーが取り外せます。(シャワーホースのみの交換の場合は、再利用します。)
吐水口本体の側面に、シャワーホースの抜け止めの固定リングがあります。先端の細いマイナスドライバーなどで、リングを引き出し、抜き取ります。(紛失しないように注意)
シャワーホースを吐水口本体から抜き取ります。
シャワースタンドの下側の穴の中に見えるツメをドライバーで押し込み、その状態でガイド部分引っ張り出します。
ガイドからスペーサーを抜き取り、取り外します。
新しいシャワーホースと入れ替え、シャワースタンドに通します。
シャワーホースが引っ掛かり、上手く入っていかない事があります。
その時は、引いて入れ直すを繰り返しましょう。
取り外し時と逆の手順で、ガイド部を取付け直します。
スペーサーをホースにセットし、ガイド部を取付けましょう。
シャワースタンドに設置する前にカバーを取付けておきます。
シャワーホースの先端に吐水口本体をしっかりと奥まで差し込み、固定リングでロックします。
吐水口カバーをかぶせ、切替ユニットを差し込みます。
切替ユニットの先端と、吐水口本体側の受け部分の凹凸を合わせて差し込みましょう。
マイナスドライバーでストッパーを閉じます。
シャワーホースにカプラー式ジョイントを取付けます。
手締めでなく、プライヤーを使って、しっかりと締め込みます。
接続カプラーを、水栓本体に差し込みます。
差し込み後、スライダー(クリーム色部分)が上がっている事を確認し、カプラー式ソケットが引っ張っても抜けない事を確認して下さい。
ホースストッパーを再取付けします。
水を出して、動作確認。水漏れ有無を確認しましょう。
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