KVK KF112G(B)【切替ユニット交換】、【後継品・同等品】 浴室サーモスタット式シャワー水栓 <水が止まらない、温度調節が出来ない> 修理方法、水栓本体交換方法
KVK KF112G(B)【切替ユニット交換】、【後継品・同等品】 浴室サーモスタット式シャワー水栓 <水が止まらない、温度調節が出来ない> 修理方法、水栓本体交換方法
KVK 浴室サーモスタット式シャワー水栓 KF112G(1994-2004年)
※KF112GB 吐水パイプの形状・長さ違い L=170
症状① 水が止まらない。
切替ハンドルを止水位置に合わせても、水がポタポタと止まりません。
また、カランの水を出しているのにシャワーからもボタボタと水が出てしまう。(またはその逆。)
原因・修理方法 水栓内部の切替弁ユニットの消耗
切替ハンドルの水が止まらなくなる、シャワー・カランの切替えが出来なくなる原因は、水栓内部の切替弁ユニットが消耗している事が考えられます。
修理用部品: KVK 切替弁ユニット PZ432
症状② 温度調節がきかない。
温調ハンドルを操作しても、湯水の温度が変わりません。ずっと熱いお湯が出たままになるか、ぬるいお湯・冷たい水
のまま、温度の変更が出来ない状態です。
原因・修理方法 水栓内部のサーモスタットカートリッジの消耗
温調ハンドルを回しても、湯・水の温度が変わらない原因は、本体内部のサーモスタットカートリッジの消耗です。
(給湯設備に原因がない事を前提として)
修理用部品 KVK サーモスタットカートリッジ PZKF112A
後継品・同等品: KVK サーモスタット式シャワー水栓 FTB100K 、FTB100KT
故障個所が複数ある場合、全体的に消耗が激しい場合は、水栓本体の取替えをお勧めします。
ハンドル部、吐水口部 仕様違い品
水栓本体の交換方法
壁付タイプの水栓本体の交換方法は、こちらをご参照ください。
参考画像
切替部ユニット(PZ432)の交換方法
必要工具
・カッターナイフ
・マイナスドライバー
・プラスドライバー(小)
・モンキーレンチ
切替弁ユニット(PZ432)の交換手順
水道メーターなどの元栓。または、水栓の取付脚の止水栓をマイナスドライバーで閉め、水・湯を止めます。
止まった事をしっかりと確認しましょう。
切替ハンドルのキャップをカッターナイフなどを使って取り外します。
内部の止めネジをプラスドイライバーで取り外し、ハンドルを抜き取ります。
続いて、切替カラーを取り外します。
真下部分に、ネジ(+)があるので、プラスドライバーで緩め、切替カラーを本体から抜き取ります。
切替弁ユニットに工具(モンキーレンチ)をかけ、反時計回りに回して、取り外します。
新しい切替弁ユニットを取付けます。
この時点で止水栓を開け、切替弁ユニットの芯棒を回して、水が止まる位置を合わせます。
切替カラーを取付けます。
切替ハンドルを取り外しと逆の手順で取付けます。
水が止まった状態で、切替カラーの「止」位置と、ハンドルの赤丸部分を合わせます。
切替ハンドルの操作位置通りに、シャワー・カランが出る。水が止まる事を確認しましょう。
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