KVK KF132NG サーモスタット式シャワー水栓 <水が止まらない> 修理方法(切替弁ユニット交換手順)、水栓本体交換方法(後継品・同等品)
KVK KF132NG サーモスタット式シャワー水栓 <水が止まらない> 修理方法(切替弁ユニット交換手順)、水栓本体交換方法(後継品・同等品)
KVK サーモスタット式シャワー水栓 KF132NG(1997-2003年)
類似品も対象:KF132N、KF132、KF132G
本体品番 | 本体部カバー色 | 本体中心から吐水口までの寸法 |
---|---|---|
KF132 | 白 | 206mm |
KF132G | シルバー | 206mm |
KF132N | 白 | 56mm |
KF132NG | シルバー | 56mm |
症状:吐水切替ハンドルを止水位置に合わせても水がポタポタと止まらない。
吐水切替ハンドルを止水位置に合わせても、水がポタポタと完全に止まりません。
原因:水栓内部の切替弁ユニットの消耗
この様に水が止まらない原因は、水栓内部にある「切替弁ユニット」という部品の消耗になります。
この切替弁ユニットは、この水栓にあったメーカー純正部品でなくてはなりません。
水栓本体の取替えも
こちらの水栓金具(KF132)は、本体の生産終了から20年以上が経過しています。
水栓本体の交換も方法の一つです。
取替用水栓本体(後継品・同等品)KVK FTB100KRNT 、FTB100KT
KF132N、KF132NG の後継品
KVK サーモスタット式シャワー水栓 FTB100KRNT
KF132、KF132G の後継品
KVK サーモスタット式シャワー水栓 FTB100KT (吐水口長さ 170㎜)
修理用部品:KVK 切替弁ユニット PZ619F
KVK 切替弁ユニット PZ619F
切替弁ユニットの交換方法
必要工具
・マイナスドライバー
・カッターナイフ
・ウォーターポンププライヤー
切替弁ユニット PZ619F 交換手順
取付脚部分の止水栓をマイナスドライバーで締め、水・湯を止めます。
しっかりと水・湯が止まっている事を確認しましょう。
切替ハンドルの頭部分がキャップ状になっています。
カッターナイフなどを切れ目に差し込み、キャップを垂直に引き上げるように取り外します。
上のキャップを取り外せば、ハンドルを本体から抜き取る事が出来ます。
切替表示のカラーを取り外し、本体のカバーも取り外します。
本体カバーは、前面に向かって引くことで取り外しが出来ます。
切替弁ユニットを固定している「固定ナット」を工具を使い取り外します。
こちらの固定ナットは、ギザギザになっている為、ウォーターポンププライヤーや、パイプレンチなどの工具を使用して回します。
切替弁ユニットを抜き取り、新しいものと交換します。
抜き取り時に少し力が必要です。
水栓本体交換方法 ※簡易的な交換方法も有り。
壁付混合水栓の交換方法はリンク先をご参照ください。
交換完了。
既存の取付脚を使用しての交換も可能(KVK FTB100KRNT、FTB100KTの場合)
取付脚の止水栓を閉める。(湯・水)
取付脚部分の止水栓をマイナスドライバーで締め、湯・水を止めます。
水栓の本体部を取付脚から取り外す。
水栓の本体部のみを取り外します。
接続部のパッキンはキレイに取り除きましょう。
新しい水栓の本体を取付ける。
既存の取付脚に、新しい水栓本体を取付けます。
接続部のパッキンは付属のものを使用しましょう。
止水栓を開けて、通水。
止水栓を開けて、接続部に漏れがない事を確認します。
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