LIXIL BF-HB145TX(390W)-PU3 サーモスタット付シャワーバス水栓 <水が止まらない>修理方法(切替弁部交換手順)※BF-HB145T~系
LIXIL BF-HB145TX(390W)-PU3 サーモスタット付シャワーバス水栓 <水が止まらない>修理方法(切替弁部交換手順)※BF-HB145T~系
LIXIL サーモスタット付シャワーバス水栓 BF-HB145TX(390W)-PU3(2015-2023年)
クロマーレシリーズ
※LIXIL製ユニットバスに使用
仕様違いの、BF-HB145T~系の水栓も対象
品番:BF-HB145T~から始まる、仕様違いの水栓も対象です。
例:吐水パイプの形状・長さ違い。 シャワーの仕様違い
本体部分の形状は同じです。
症状:切替ハンドルを止水位置に合わせても、水が完全に止まらない。
切替ハンドルを止水位置に合わせても、水が止まらず、シャワーまたは、カラン側からポタポタと落ち続けてしまいます。
原因:水栓内部の切替弁部の消耗
この様な形状の水栓の場合、水が止まらない原因は、単純なパッキンなどでは無く、水栓本体内部の「切替弁部」の消耗になります。
取替用部品: LIXIL 切替弁部 A-7331
LIXIL 切替弁部 A-7331
切替弁部(A-7331) 交換方法
必要工具
・マイナスドライバー
・精密ドライバー(ー) または、カッターナイフなど
・モンキーレンチ ※開口幅 30㎜以上
・ウォーターポンププライヤー
交換手順
水栓の取付脚部分の流量調節栓をマイナスドライバーで閉め、水・湯を止めます。
完全に止まった事を確認してください。
先端の細い工具(精密ドライバー、カッターナイフ)で、切替ハンドルのカバーの切り欠き部分に差し込んで取り外します。
内部に見えるキャップ(白)を抜き、切替ハンドルも抜き取ります。
取り外した部品は、再利用するので、紛失しない様に注意しましょう。
スペーサー(白)を抜き取ります。
続いて、固定ナットを工具を使用して緩めて取り外します。
回し始めが固くて回り難いです。
力をかけて緩んだ勢で、壁などに工具や身体をぶつけない様に注意してください。
まず、切替ストッパー(白)を抜き取ります。
続いて、切替弁部をウォーターポンププライヤーなどで掴み、抜き取ります。
切替弁部も、パッキンが効いている為、抜けにくい事があります。
新しい切替弁部を、切替ストッパーと組み合わせます。
部品交換中に、切替弁部の軸部を回さない様に注意してください。
取付後に正常に作動しない恐れがあります。
水栓本体と切替ストッパーの凹凸部分を合わせて、本体に差し込みます。
取り外し時と逆の手順で、固定ナット・スペーサーを取付けます。
キャップ・切替ハンドルを取付け、カバーをします。
取付脚の流量調節栓を回し、水・湯を開栓します。
止水・切替えが正常に動作するか確認します。
完了
<補足>その他の修理部品: 温調ASSY(サーモユニット)、各ハンドル類
切替ハンドルの交換
LIXIL シャワー・バス切替ハンドル部 A-7307
温度調節が効かない場合の修理部品
LIXIL 温調ASSY(サーモユニット) A-3070-1
温調ハンドルの交換
LIXIL 温調ハンドル部 A-7305-11
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