MYM FB276-023【カートリッジ交換・シャワーホース交換、本体後継品への交換】 台付シングルレバー式シャワー水栓 <水が止まらない・シャワーホースから水漏れ> 修理方法 【タカラスタンダードキッチン】

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MYM FB276-023【カートリッジ交換・シャワーホース交換、本体後継品への交換】 台付シングルレバー式シャワー水栓 <水が止まらない・シャワーホースから水漏れ> 修理方法 【タカラスタンダードキッチン】

MYM 台付シングルレバー式シャワー水栓 FB276-023(2005-2009年)

※タカラスタンダード社製キッチンに使用

MYM 台付シングルレバー式シャワー水栓 FB276-023
MYM 台付シングルレバー式シャワー水栓 FB276-023

症状① レバーを下げても水が完全に止まらない。レバーハンドルの下から水漏れがする。

・レバーハンドルを止水方向に操作しても、水がポタポタと止まらない。

・レバーハンドルの下辺りから、水がタラタラと漏れ続けてしまう。

原因:水栓本体内部のカートリッジの消耗・破損

レバーを下げても水が止まらない原因は、水栓本体内部にあるバルブカートリッジの消耗によるものです。

バルブカートリッジが破損する事によって、ハンドルの下あたりから水漏れが起こる場合もあります。

修理をする為には、水栓本体に適合する、メーカー純正のカートリッジを交換する必要があります。

修理部品:KVK セラミックカートリッジ KPS027H-C

MYM社は2008年に事業撤退(倒産)している為、修理部品はKVK社が引き継いでいます。

KVK セラミックカートリッジ KPS027H-C

カートリッジ交換方法

必要工具

・マイナスドライバー  ※止水栓がドライバー式の場合

・モーターレンチ

・本体固定工具 

カートリッジ交換手順

STEP
止水栓を閉めて、水・湯を止める。

水栓本体下に繋がる、止水栓を閉めます。(水・湯)

確実と止まった事を確認しましょう。

STEP
レバーハンドルの取り外し。

こちらの水栓のレバーハンドルは、ワンタッチ式の為、ネジなどは無く、真上に強く引っ張る事で取り外しができます。

MYM FB276-023 カートリッジ交換方法
STEP
カートリッジ押えナットの取り外し。

まずは、水栓本体を固定用工具(KVK G26)を使い、固定します。

本体の固定を行わずに、カートリッジ押えナットを回すと、水栓本体が供回りし、給水ホースの捻じれや漏水に繋がります。

水栓本体の後方の下側に固定用工具をかける穴があります。

取外し時には、右側から固定用工具を回し、後方の穴に突起部分を差し込みます。

本体を固定した状態で、モーターレンチなどの開口幅が大きな工具(38mm以上)で、ナットを反時計回りに回しましょう。※固着している為に、簡単には回りません。

※画像は別の水栓でのものになります。

カートリッジ押えナットを取り外します。

MYM FB276-023 カートリッジ交換方法
STEP
古いカートリッジを抜き取り、新しいカートリッジを差し込む。

古いカートリッジを抜き取ります。

カートリッジが破損していると、バラバラになってしまいますが、ラジオペンチなどを使い、すべて取り除きましょう。

新しいカートリッジをしっかりと奥まで差し込みます。

STEP
カートリッジ押えナット、レバーハンドルの取付。

取り外し時と逆の手順で、ナット・レバーハンドルを取り付けます。

STEP
止水栓を開けて、動作確認。完了。

症状② 使用しているとシャワーホースから水漏れがする。

・水を出していると、本体下のシャワーホースから水漏れが起こってしまう。

・シャワーホースからの水漏れで、キッチンの収納内が水浸しになってしまう。

MYM FB276-023 シャワーホースから水漏れ

原因:シャワーホースの経年劣化

シャワーホースから水漏れが起こる原因は、金属の蛇腹ホースの中にあるゴムホースが経年劣化により亀裂が入り、通る水が漏れてしまう事です。

このような引き出し式シャワー水栓の特徴的な水漏れの症状です。

修理をする為には、こちらの水栓に適合した、メーカー純正のシャワーホース(ユニット)の交換が必要です。

修理用部品:KVK シャワーホースユニット HC745M2 、接続カプラー KPS1908

MYM社は2008年に事業撤退(倒産)している為、修理部品はKVK社が引き継いでいます。

KVK シャワーホース&ヘッド組 HC745M2

シャワーホースと一緒に交換をお勧めします。

KVK 接続カプラー KPS1908

シャワーホースユニットの交換方法

必要工具

・マイナスドライバー

・ウォーターポンププライヤー

・タオル

シャワーホースユニットの交換手順

STEP
シャワーホース接続部の取り外し。

水栓本体下のシャワーホースの接続部分を取り外します。

接続カプラーは、オレンジ色部分を下にスライドさせた状態で、カプラー全体を引っ張ると取外しが出来ます。

MYM FB276-023 シャワーホースユニット交換方法

接続カプラーをシャワーホースから取り外します。

ウォーターポンププライヤーでシャワーホース側のギザギザ部分を固定し、カプラーを回して取り外します。

取り外し時に残り水が出てきます。タオルなどを準備しておきましょう。

STEP
シャワーヘッド側を本体から取り外す。

吐水パイプを下から除くと、穴があります。

マイナスドライバーで穴の中にあるツメを押し込みます。

MYM FB276-023 シャワーホースユニット交換方法

その状態で、吐水パイプ先端に見えるギザギザ部分をプライヤーなどで掴み、引っ張り出します。

STEP
シャワーホースを水栓本体から抜き取る。

シャワーホースを水栓の上側から引抜いていきます。

シャワーホースが抜き取れない場合

シャワーホースが抜き取れない場合は、水栓の裏側(下側)でホースの先端が引っ掛かっています。

戻したり・出したりを繰り返すか、裏側からホースの先端を工具などで押し込むなどをすると抜き取る事が出来ます。

STEP
新しいシャワーホースユニットを差し込む。

新しいシャワーホースユニットを差し込みます。

※画像は別の水栓の画像になります。

STEP
接続カプラーを取付け、水栓本体に接続する。

取り外し時と逆の手順で行います。

シャワーホースの先端に接続カプラーを取付け、水栓本体の接続部に差し込みます。

接続カプラーは古いものを再利用すると水漏れが発生する場合があります。

その場合は、新しいものへ交換が必要です。

STEP
通水して水漏れの有無を確認。完成。

水栓を使用し、水漏れが無いか確認をしましょう。

その他、修理部品:KVK シャワーヘッド部 HC745K

KVK シャワーヘッド部 HC745K

水栓本体の交換の場合:代替品・後継品

KVK 台付シングルレバー式シャワー水栓 KM5021T

MYM FB276-023 後継品 KVK KM5021T
MYM FB276-023 後継品 KVK KM5021T

MYM FB276-023 の取り外し方、KVK KM5021T の取付方法

詳しくはリンク先をご参照ください。

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