MYM M630シリーズ 2ハンドル式バス混合水栓 <水が止まらない・ハンドル部から水漏れ> 修理方法(止水上部交換手順)
MYM M630Bシリーズ 2ハンドル式バス混合水栓 <水が止まらない・ハンドル部から水漏れ> 修理方法(止水上部交換手順)
MYM 2ハンドル式バス混合水栓 M630Bシリーズ
※ハンドルの形状は、ユニットバスメーカーの仕様により異なります。
症状:ハンドルをきつく閉めても水が止まらない。ハンドルの下から水漏れがする。
ハンドルを閉めても水がしっかりと止まらない状態です。
また、水を出しているとハンドルの根本の辺りから水が漏れてきてしまいます。
原因:水栓内部の部品の消耗
水漏れの原因は、水栓内部のスピンドル、コマの消耗になります。
修理をする為には、止水上部(スピンドル・コマ)の交換が必要です。
取替用部品: 止水上部(スピンドル・コマ)
MYM社は、2008年に事業撤退(倒産)していますが、補修部品の一部をKVK社が引き継いでいます。
KVK 止水上部 KP630
※湯・水兼用。 止水コマもセットで付属。
KP630 止水上部(スピンドル・コマ)の交換方法
必要工具
・千枚通し、精密ドライバーなど (先端が細く、丈夫な工具)
・プラスドライバー
・モンキーレンチ (250mm以上)
交換手順
水栓の付近には、止水栓ようなものは無いと思いますので、水道メーターなどの大元のバルブを閉め、
水・湯が共に止まった事を確認してください。
ハンドルの上面の真ん中に、キャップがあります。千枚通しなど先端が細く丈夫な工具を使い取り外します。
続いて、内部の止めネジをプラスドライバーで緩め、ネジとハンドルを抜き取ります。
湯・水 を交換する場合は、片方ずつ作業を行うようにしましょう。
化粧カバーを取り外すと、水栓本体の固定が弱くなりグラつく事があります。
化粧カバーを工具を使用して取り外します。
左回しで緩める事が出来ますが、固く回り難い事がありますので注意しましょう。
化粧カバーを取り外すと、止水上部(スピンドル)が見えます。
こちらも、化粧カバーと同様に、工具で左回しで取り外します。(こちらも固いです)
回し始めがかなり固い為、工具をかける山を潰してしまったり、思い切り力をかけて緩んだ勢いで、壁などに身体や工具をぶつけない様に注意しましょう。
新しい止水上部(KP630)をねじ込み、工具で締め付けます。
取外し時と逆の手順で、化粧カバー、ハンドルを取付けます。
完了
KVK 止水上部 KP630
※湯・水兼用。 止水コマもセットで付属。
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