TOTO TMF30CX(補修部品供給終了)浴室 壁付シングル・シャワーバス水栓 吐水口が外れた・水が止まらない サーモ式への水栓本体交換方法
TOTO TMF30CX(補修部品供給終了)浴室 壁付シングル・シャワーバス水栓 吐水口が外れた・水が止まらない サーモ式への水栓本体交換方法
TOTO 壁付シングル・シャワーバス水栓 TMF30CX(1994-1999年)
※吐水パイプは抜け落ちています。
症状:吐水パイプが外れた・水が止まらない、等
本体下から出ている、吐水パイプが外れた。
こちらの水栓の吐水パイプは、一般的な水栓のようなネジ接合では無く、本体にワンタッチで接合出来る「ワンタッチ式スパウト」型になっています。
この頃のTOTOの水栓に一時的に採用されていた方式で、現在は使われておりません。(修理部品も供給終了となっています。)
レバーを上げても、水が止まらない。動きが固い。
現在とは異なり、レバーを下げて水を出す「下げ吐水」方式になっています。
水が止まらない・レバーの動きが固いという症状は、水栓内部のカートリッジの消耗によるものですが、この「下げ吐水」式のカートリッジは、TOTOでは既に廃盤となっています。
TOTO TMF30CXの修理部品は、供給終了している
こちらの水栓は、本体の生産終了から20年以上経過している為、修理部品は全て供給終了となっています。
よって修理不可能ですので、水栓本体の交換が必要になります。
取替用水栓の種類
浴室のシャワー水栓の主流はサーモスタット式タイプ
現在、浴室の水栓で主流となっているのは、「サーモスタット式」タイプです。
理由① 水を出す・止める、シャワー・カランの切替の操作が簡単である
シングルレバー式の水栓も存在しますが、浴室のシャワー水栓の場合、「水を出す・止める」の他に、「シャワーとカランの切替え」の操作があります。
シングルレバー式の場合
「カラン・シャワーの切替え」と「水を出す・止める」の操作が別々に必要。
サーモスタット式タイプの場合
「カラン・シャワーの切替え」と「水を出す・止める」の操作が 一度の操作で行えます。
理由② 温度調節が簡単で、温度が安定している
シングルレバー式は、レバーの左右の位置でお湯の温度を調節しますが、温度は触りながら確認するしかありません。また、湯・水の水圧の変化などによって、使用中に温度の変化が起こる事があります。
サーモスタット式の水栓の場合、温度調節のハンドルで、指定の温度に設定が出来ます。
また、水圧の変化などによる、温度の変化が少なく、安定した出湯温度が保てます。
理由➂ サーモスタット式の水栓は、種類が豊富である
シングルレバー式に比べて、現在の主流であるサーモスタット式の水栓は、本体の種類や、組み合わせで選べるシャワーヘッドが豊富にあります。
シングルレバー式は、例えば、TOTOの場合は、本体は1種類(シャワーはノーマルのみ)、LIXILの場合は、本体は2種類(シャワーはどちらものノーマルのみ)しかラインナップがありません。
交換用水栓(サーモ式) TOTO TBV03401J1 、代替品 (シングルレバー式)TOTO TBV03301J1
シングルレバー式からサーモスタット式への交換の場合
TOTO 壁付サーモ・シャワーバス水栓 TBV03401J1
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TOTO TBV03401J1 工事費込みセット(商品+基本工事)
現在と同様のシングルレバー式への交換の場合
TOTO 壁付シングル・シャワーバス水栓 TBV03301J1
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水栓本体の交換手順
水栓本体の取替え手順は、リンク先をご参照ください。
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