TOTO T600型・T601型【ダイヤフラム部交換、自閉バルブ部交換】小便器用フラッシュバルブ<水が止まらない。すぐに止まってしまう> 修理方法 

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TOTO T600型・T601型【ダイヤフラム部交換、自閉バルブ部交換】小便器用フラッシュバルブ<水が止まらない。すぐに止まってしまう> 修理方法

TOTO 小便器用フラッシュバルブ T601P(2012年〜)  ※T601型

T600型・T601型 も対象

T600型 = T600PL、T600PN、T600PNX、T600PQR、T600PQRX、T600PQX、T600PRX、T600PSX、T600PX

T601型 = T601P、T601PX

TG600型の修理方法はこちらの記事をご参照ください。

症状① 水がいつまでも止まらない。

洗浄ボタンを押して流した後、いつまで経っても水が止まらずに流れ続けてしまいます。

水が止まるまでに時間がかかる場合は、自閉バルブ部の消耗が原因の場合があります。

原因:本体内部のダイヤフラム部の消耗

洗浄の水が止まらなくなる原因は、小便器フラッシュバルブ内のダイヤフラム部という部品の消耗になります。

消耗部品となりますので、使用年数10年前後で症状が現れます。

修理をする為には、ダイヤフラム部の交換が必要です。

症状② 洗浄ボタンが、すぐに戻ってしまう。戻るのが遅い。

小便器を流す為に洗浄ボタンを押しても、洗浄の水がすぐに止まってしまう。または、水が止まるまでに時間がかかる。

原因:洗浄ボタン内の自閉バルブ部の消耗。

洗浄ボタンを押すと内部の自閉バルブが開閉しますが、消耗が進むことにより、「すぐに閉じてしまう(水が止まる)」・「なかなか閉じない(水が出続ける)」などの不具合が起きてきます。

修理をする為には、自閉バルブ部の交換が必要です。

補足:水の出が悪い場合の給水フィルターの清掃方法

止水栓を閉め、付属の開閉工具(無ければ水栓ドライバー)でフィルターのフタを取り外します。

フィルターに、ゴミや配管のサビなどが溜まっている場合は、取り除きましょう。

修理部品:ダイヤフラム部、自閉バルブ部

水が止まらなくなる原因はどちらも関係してくるので、特定が出来ない場合は、ダイヤフラム部・自閉バルブ部の2点の交換をお勧めします。

TOTO ダイヤフラム部 THF15R (T600型・T601型)

TOTO 自閉バルブ部 THG7 (T601型用)

TOTO 自閉バルブ部 THG5 (T600型用)

ダイヤフラム部・自閉バルブ部の交換方法

必要工具

・マイナスドライバー

・薄型モンキーレンチ または、 モーターレンチ

・ラジオペンチ

ダイヤフラム部(THF15R)の交換手順

STEP
水を止める。

本体後方の止水栓をマイナスドライバーで、右回しに締め、水を止めます。

水が止まっている事を必ず確認して下さい。

STEP
圧力室の蓋を外す。

本体前方上のふたを、工具を使って取り外します。

STEP
スペーサー、回り止めワッシャーの取り外し。

ラジオペンチを使い、内部からスペーサー回り止めワッシャーを抜き取ります。

再利用するので、紛失しない様に注意

STEP
ダイヤフラム部を新しいものと交換する。

古いダイヤフラム部ラジオペンチで取り外し、新しいものを差し込みます。

ダイヤフラム部は、溝がある部分を正面にして取付けましょう。

STEP
ワッシャー、スペーサー、ふたの取付。

取り外し時と逆手順で、回り止めワッシャー・スペーサー・ふたを取付けます。

ふたは工具で締め付けてください。

STEP
止水栓を開けて、動作確認。水量調整。完了。

止水栓を開けて、正常に水が止まるかを確認します。

止水栓の回し具合で洗浄水量の調整が出来ます。

洗浄水量の調整も止水栓の開閉時に行いましょう。

右回転 = 水勢が弱くなり、洗浄水量が少なくなる。

左回転 = 水勢が強くなり、洗浄水量が多くなる。

自閉バルブ部(THG7、THG5)の交換手順

STEP
水を止める。

本体後方の止水栓マイナスドライバーで、右回しに締め、水を止めます。

STEP
自閉バルブ部の取り外し。

市販の工具を使い自閉バルブ部を取り外します。

付属の締付工具は、取り外し時には仕様しない事。

STEP
新しい自閉バルブ部の取付。

新しい自閉バルブ部を本体にねじ込みます。

STEP
自閉バルブ部を付属の締付工具で締め付ける。

必ず付属の締付工具で行うようにしてください。

必要な締付トルクが守れなくなります。

付属の締付工具を使い、自閉バルブ部を締め付けます。

締付工具のコの字部分が変形するまで締め付けます。

これによって適切なトルクで締め付けが行われたことになります。

STEP
止水栓を開けて、動作確認。 水量の調整。完成

止水栓を開けて、動作確認をしましょう。

止水栓の開け具合で、洗浄水量の調節を行います。

洗浄水量の調整も止水栓の開閉時に行いましょう。

右回転 = 水勢が弱くなり、洗浄水量が少なくなる。

左回転 = 水勢が強くなり、洗浄水量が多くなる。

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