ヤマハ洗面台水栓 TL380V5【カートリッジ交換方法・取替用シャワーホース】 水漏れ修理方法 ※TOTO TLW36Sも同様
ヤマハ洗面台水栓 TL380V5【カートリッジ交換方法・取替用シャワーホース】 水漏れ修理方法 ※TOTO TLW36Sも同様
TOTO 洗面シングルレバー式洗髪水栓 TL380V5(ヤマハ仕様)2007-2008年頃
※YAMAHA(ヤマハ)の洗面化粧台
類似品 TOTO レバーハンドルの形状のみが異なる
症状:レバーを下げても水が止まらない
レバーハンドルを止水方向に操作しても、水がしっかりと止まらない状態です。
症状が軽いうちは、左右の位置によっては止まる場合もありますが、症状が進むにつれて、どの位置でも水が止まらなくなってきたという事です。
また、操作時のレバーの動きも悪く、以前よりもスムーズに動きません。
原因:パッキンではなく、水栓内部のバルブカートリッジの消耗
レバーハンドルを操作しても、水が止まらない原因は、水栓本体内部のバルブカートリッジの消耗です。
「蛇口の水が止まらない」と聞くと、パッキンの劣化を連想する方が多いと思いますが、このようなシングルレバー式水栓の場合、「止水」と「湯水の混合」を行う為のバルブカートリッジと呼ばれる内部部品が使用されています。
使用年数が10年を過ぎたあたりから、症状が現れます。(使用頻度などによって異なります。)
修理部品 TOTO シングルバルブ部(カートリッジ) THY582N
TOTO シングルバルブ部 THY582N
補足:シャワーホースの交換部品
バルブカートリッジの交換方法
必要工具
・マイナスドライバー
・モーターレンチ
・ラジオペンチ
取替え手順
レバーハンドルは、ワンタッチ式ですので、真上に引っ張って抜く事ができます。(固い場合有り)
上から順に、止めバネ・ワッシャーを取り外します。
続いて、ストッパーを取り外します。
ストッパーを外す事で、カートリッジ押えナットを回す事が出来ます。
開口が大きい工具(38㎜以上)で反時計回りに回して、緩めます。
古いカートリッジを抜き取ります。
水栓の内部に、パッキンとバネ(各2個)が残りますので、こちらも取り除きます。
これを確実に取り除かないと、交換後に不具合が起こります。
カートリッジを取り除いた水栓内部。
ちなみに、カートリッジ交換後も水がしっかり止まらない場合は、この穴の部分の金属が摩耗・キズなどによって隙間が出来ているのが原因となります。(水栓本体を交換しなければなりません。)
新しいカートリッジにバネ・パッキンを差し込みます。(向きに注意。※取説も合わせて確認して下さい)
続いて、新しいカートリッジを取付けます。奥まで差し込む。
取外し時と逆の手順で取付けていきます。
真上から、パチッと感覚があるまで差し込みます。
※すぐに外れてしまう場合は、レバーハンドル側の受口が摩耗か破損しています。交換が必要です。
取替用レバーハンドル TOTO TLW36S用
TOTO レバーハンドル TH32440W
止水栓を開けて、正常に作動するか確認しましょう。
不具合がある場合は、パッキン・バネが正常に取付けられていない可能性が高いです。
TOTO シングルバルブ部 THY582N
シャワーホースから水漏れがする場合
TOTO フレキシブルホース部 TH501-3R
コメント
コメント一覧 (2件)
TL380AMR TOTO製を使用中ですが先日首振りの部分で外れてしまいました。自分ではめようと思いましたがはまりません。調べてもその部分で外れた例が見つかりませんでした。取り替えしかないでしょうか。お教えいただければ幸いです。
先程下のパイプを回した所ネジ山が上がって、解決しました。お騒がせいたしました。