手洗い水栓を電池式自動水栓に簡単取替え<電源コンセント不用> TOTO「取替用アクアオート」台付タイプ TEL24DPRA 取替え手順
手洗い水栓を電池式自動水栓に簡単取替え<電源コンセント不用> TOTO「取替用アクアオート」台付タイプ TEL24DPRA 取替方法
現在の状態 トイレ内手洗い
TOTO 立水栓 T205型 ※取付穴径 Φ28
TOTO そで付洗面器 L230S
一般的な手洗器(洗面器)と、単水栓です。
周囲に電源コンセント無し
自動式水栓には、動力となる電源が必要となります。しかし、周辺には電気のコンセントはありません。
電源コンセントの増設には、当然、電気工事が必要です。
お客様のご希望:費用をかけず、出来るだけ簡単に、手洗い水栓を自動水栓へ取替えたい
お客様のご希望は、「出来るだけ費用をかけずに、今の水栓を自動水栓にしたい。」という事でした。
・手洗い器はそのまま利用
・電気工事はしない
そこで利用したのがこちらの水栓です。
TOTO 取替え用アクアオート 台付自動水栓(乾電池タイプ) TEL24DPRA
動力:アルカリ乾電池 単3×2本
取付穴径 Φ28
排水ポップアップなし
TOTO TEL24DPRA 取替え手順
<必要工具>
・マイナスドライバー ※止水栓がドライバー式の場合
・プラスドライバー
・モンキーレンチ
・立カラン締付工具
・ソケットレンチ(13mm用)
既存の水栓 TOTO T205型 の取り外し
止水栓から、水栓へ繋がる給水管を取り外します。
止水栓上の接続部の袋ナットを工具を使用し、緩めます
続いて、水栓下の接続部の袋ナットを取り外しますが、狭い箇所なので、特殊工具が必要です。
水栓本体の真下に、固定用のナットがあります。
こちらも狭い箇所ですので、専用工具(立カラン締付工具)を使用して、固定ナットを緩めて取り外します。
固定ナットを取外し後、水栓本体を陶器から抜き取ります。
取付穴周辺を綺麗にします。
ここから 新しい水栓 TOTO TEL24DPRA の取付
必ず本体の施工説明書も合わせて読んで、施工をしてください。
付属品の六角棒レンチを使用して止めネジを緩め、水栓本体から「上面施工用アダプター」を取り外します。
止めネジは、緩めるだけで抜き取らなくてもよいです。
上面施工用アダプターを陶器の取付穴(Φ28)に通し、取付向きを合わせます。
取付向きは、本体の吐水方向を考え、調整します。
<陶器裏面>
裏面のボルトに固定用の座金を右横から差し込みます。
上面施工アダプター側からボルトを締め込みます。工具(13㎜用レンチ)を使用。
裏面の座金が上まで持ち上がり、上面施工アダプターが固定されます。
水栓本体の給水ホースを、アダプターの穴へ通し、水栓本体をアダプターに固定します。
付属の六角棒レンチで止めネジを締め込みます。
水栓の給水ホースを止水栓に接続します。
現場の状況によって異なりますが、今回のように、止水栓との距離が近く、角度的にも、そのままでは給水ホースが接続出来ない場合があります。
方法① 止水栓の角度を変える ▼ クリックで開きます。
この方法は、止水栓の破損などの恐れがあります。
井戸水をご使用の家庭や、古い止水栓を使用の場合は、お勧め出来ません。
作業前に、水道メーターなどの大元の栓を閉めて行ってください。
止水栓を配管の締め込み方向(時計回り)に回し、給水ホースを接続出来る角度に調整します。
反対に戻すことは出来ません。水漏れの原因となります。
付属の逆止弁ソケットを、止水栓に取り付け、給水ホースが接続できる角度を見つけます。
方法② フレキ管で接続する ▼ クリックで開きます。
止水栓と、給水ホースの先端を、フレキ管を使用して接続します。
方法①より安全ですが、施工後の見た目はあまり良くありません。
長さは現場状況によって異なります。
逆止弁ソケットと、フレキ管の接続に必要です。
水栓本体に付属の乾電池(単三×2本)をいれます。
止水栓を開けて、試運転を行います。
センサーが正常に作動する事を確認しましょう。
取替え完了後
壁付水栓タイプも有ります TOTO TEL20DSA
TOTO 取替用アクアオート 壁付自動水栓(乾電池タイプ) TEL20DSA
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