MYM FA237-047【カートリッジ交換、本体取り外し方・後継品・代替品へ交換】キッチン台付シングルレバー水栓<水が止まらない>修理方法 ※トステム製キッチン
MYM FA237-047【カートリッジ交換、本体取り外し方・後継品・代替品へ交換】キッチン台付シングルレバー水栓<水が止まらない>修理方法 ※トステム製キッチン
MYM 台付シングルレバー水栓 FA237-047
※トステム製キッチン仕様
症状:レバーを下げても水が止まらない。レバーの下から水漏れがする。動きが固い。
・レバーハンドルを下げても、水が完全に止まらずポタポタと漏れ続ける。
・レバーハンドルの下あたりから水が漏れてくる。
・レバーの動きが固く、操作しづらい。
原因:本体内部のバルブカートリッジの消耗・破損
これらの症状の原因となるのは、水栓内部のバルブカートリッジという部分の消耗、または破損によるものです。
修理をする為には、メーカー純正部品のカートリッジの交換が必要です。
修理部品:カートリッジ
MYM社は、2008年に事業撤退(倒産)している為、KVK社が修理部品の引継ぎをしています。
KVK セラミックカートリッジ KPS027H-C
水栓本体の後継品:KVK KM5011
後継品・代替品
KVK 台付シングルレバー水栓 KM5011
カートリッジ交換方法
必要工具
・マイナスドライバー ※止水栓がドライバー式の場合
・プラスドライバー
・カッターナイフ など
・モンキーレンチ (開口幅32以上)
カートリッジ交換手順
レバーハンドル上面の丸いキャップ部分を、継ぎ目からカッターナイフなどを差し込んで取り外します。
内部に止めネジがあるので、ドライバーで取り外します。
レバーハンドルを抜き取ります。
カートリッジ固定ナットにモンキーレンチ(開口幅32㎜以上)をかけ、反時計回りに回して取り外します。
水垢で固着していると、固く回しづらい事があります。
カートリッジを本体から取り外します。
リング状のパッキンが水栓本体側に貼り付いて残る事があります。しっかりと取り除きましょう。
新しいカートリッジ(KPS027H-C)を取付けます。
カートリッジと水栓本体の凹凸部分の位置を合わせて差し込みましょう。
取り外しと逆の手順で、カートリッジ固定ナットを取付けます。
取り外しと逆手順で、レハーハンドルを取付けます。
止水栓を開け、水漏れの有無の確認。動作の確認を行います。
作業難易度(5段階)
作業難易度は「2」です。
止水栓は必ず閉めて作業を行ってください。(水が噴き出します。)
難しい作業ではありませんが、カートリッジ固定ナットが固く回らないという事が多々あります。
水栓本体が一緒に供回りしてしまわない様に注意が必要です。
水栓本体(MYM FA237-047)の取り外し方
必要工具
・マイナスドライバー ※止水栓がドライバー式の場合
・モンキーレンチ
・立型水栓締付工具 ※ナット対辺38㎜用
MYM FA237-047の取り外し方
止水栓を閉め、水・湯を止水します。
保護キャップを取り外し、クイックファスナーを横に引き抜きます。
給水ホースをジョイント部から抜き取ります。
ホース内部から残り水が出ます。タオルなどを準備しておきましょう。
ジョイント部を工具(モンキーレンチ)で回し、取り外します。
キッチンの天板の裏側から水栓本体の固定ナットを取り外します。
狭い箇所ですので、専用工具が必要になります。
専用工具で、真下から見て反時計回りに固定ナットを緩めます。
固定ナットを抜き取ります。
天板にワッシャー・パッキン・座金などが張り付いて残りますが、後での取り外しで構いません。
水栓本体を天板上から抜き取ります。
天板裏にワッシャー・パッキン・座金が残っている場合は、ここで取り除きましょう。
MYM FA237-047 の取付穴径は、Φ36㎜〜Φ38㎜です。
新しい水栓本体の取付【施工例】 LIXIL SF-HE420SYXA を使用
LIXIL 台付シングルレバー水栓 SF-HE420SYXA
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