TOTO TL363EEB【ｶｰﾄﾘｯｼﾞ交換】 洗面台壁付ｼﾝｸﾞﾙﾚﾊﾞｰ式ｼｬﾜｰ水栓＜水が止まらない＞修理方法 ※TOTO 洗面台 ｻｸｱｼﾘｰｽﾞ
TOTO TL363EEB【ｶｰﾄﾘｯｼﾞ交換】 洗面台壁付ｼﾝｸﾞﾙﾚﾊﾞｰ式ｼｬﾜｰ水栓＜水が止まらない＞修理方法 ※TOTO 洗面台 ｻｸｱｼﾘｰｽﾞ
TOTO 洗面壁付ｼﾝｸﾞﾙﾚﾊﾞｰ式ｼｬﾜｰ水栓 TL363EEB（2015-2017年）
類似品番も対象：TL363EERB、TL363EEJB、TL363EEJRB、TL363EEZB、TL363EERZB、TL363EEJZB、TL363EEJRZB
バルブカートリッジ（ｼﾝｸﾞﾙﾊﾞﾙﾌﾞ部）は共通です。
＜比較表＞
| 品番 | 生産時期 | 機能・その他 |
|---|---|---|
| TL363EEB | 2015-2017年 | 標準 |
| TL363EERB | 2017-2018年 | 仕様変更品 |
| TL363EEJB | 2016-2017年 | 除菌用パネル付 ※水栓部は同じ |
| TL363EEJRB | 2017-2018年 | |
| TL363EEZB | 2015-2017年 | 標準、寒冷地用 |
| TL363EERZB | 2017-2018年 | |
| TL363EEJZB | 2016-2017年 | 除菌用パネル付、寒冷地用 ※水栓部は同じ |
| TL363EEJRZB | 2017-2018年 |
症状：レバーを下げても、水が止まらない。レバーの動きが重い・固い。
レバーハンドルを下げても、水がしっかりと止まらない。症状の進み具合によっては、ツーッと水が出続けてしまう状態にもなります。
また、レバーハンドルの動きが重く・固い感覚が有ります。
原因：水栓本体内部のバルブカートリッジの消耗
レバーを下げても水が止まらない、レバーの動きが重い・固いという症状は、どちらも水栓内部に使用されている「バルブカートリッジ」の消耗が原因となります。
修理をする為には、バルブカートリッジの交換が必要です。
修理用部品：バルブカートリッジ（ｼﾝｸﾞﾙﾊﾞﾙﾌﾞ部） ※TOTO 分解図より
TOTO ｼﾝｸﾞﾙﾊﾞﾙﾌﾞ部（ｶｰﾄﾘｯｼﾞ） TH5B0428
カートリッジ（シングルバルブ部）交換方法
必要工具
・マイナスドライバー ※止水栓がドライバー式の場合
・モンキーレンチ
・六角棒レンチ（3ｍｍ）
・ウォーターポンププライヤー
カートリッジ（シングルバルブ部）交換手順
部品や工具を落として、洗面ボウル（陶器）を破損させない様に注意して下さい。バスタオルなどで養生をして作業にとりかかりましょう
止水栓を閉め、水・湯を止めます。
確実に止まっている事を確認して下さい。
レバーハンドルを真下から覗くと、止めネジが見えます。
六角棒レンチ（3ｍｍ）を使って、止めネジを緩めましょう。
レバーハンドルを抜き取ります。
本体のカバーを取り外します。
正面に抜き取りましょう。
こちらも正面に引き抜きます。
カートリッジと一緒に交換する事になりますので、破損させても問題有りません。
カートリッジの固定ナットをモンキーレンチで回し、取り外します。
固定ナットは固く、工具が滑りやすいので注意して下さい。
カートリッジの先端をプライヤーで掴み、引き抜きましょう
カートリッジ底面のパッキンが水栓本体内に貼り付いている場合があります。不具合の原因となりますので必ず取り除きましょう。
固定ナットを取付け直します。
隙間が無くなるまで締め付けますが、固定ナットが締まり難い場合は、カートリッジの差し込みが上手く出来ていない可能性が有ります。（STEP⑦へ戻り確認して下さい。）
工具での締め込みは、最後に軽く行うだけて構いません。
無理に固定ナットを締めこむと、カートリッジが破損する可能性が有ります。
クリックユニット、カバーを取付けます。（どちらも開口が有る方を真上に向けましょう）
止めネジは新しいカートリッジに付属しているもので取付けます。
止水栓を開けて、水漏れの有無の確認。動作の確認を行いましょう。
完了
作業難易度（5段階）
作業難易度は「2」です。
各部品の取付向きに注意して、無理な取付け方をしないようにしましょう。水栓の破損につながります。
補足：シャワーホースからの水漏れの場合（修理部品）
TOTO ｼｬﾜｰﾎｰｽ部取替用部材 THC64A
コメント