TOTO ウォシュレット アプリコットN1 TCF4110(修理部品供給終了品) 水漏れ ウォシュレット本体の交換方法
こちらのページでは、TOTO ウォシュレット TCF4110 の本体交換方法(取り外し方、取付け方)の解説をしています。
また、後継品番の情報も有り。
TOTO ウォシュレット アプリコットN1 TCF4110(修理部品供給終了品) 水漏れ ウォシュレット本体の交換方法
TOTO ウォシュレット アプリコットN1 TCF4110(製造年 2003-2007年)
※TOTO 便器 CS430・タンク SS430BABL(2000年)
症状
・ウォシュレット本体の横あたりから水漏れがする。
・床が濡れている。
・ボタンを押しても動作しない。
原因
一見、止水栓からの給水ホースのナット接続部分で水漏れしている様に見えますが、私の経験上、この部分が水漏れの原因であった事は、ほとんどありません。(一度取り外しをしたりした場合を除く。)
ウォシュレット内部には、この接続部分から、おしり洗浄のノズル部分まで、水の通り道がありますので、本体が劣化してくると、内部で水漏れを起こし、外部に水漏れするという事があります。
水漏れの仕方も「常時水漏れしている」場合もあれば、「おしり・ビデ洗浄を使用中に水漏れする」、「おしり・ビデ洗浄を使用した後で水漏れする」など色々とあるので、最初は気づきにくいです。
水漏れの発生時期としては、使用頻度などで変わりますが、使用開始から7年~15年くらいが多いと思います。
修理方法
通常、この様な温水洗浄便座(ウォシュレットはTOTO社の製品名です)の修理は、製造メーカーのメンテナンスに依頼をする形になります。
但し、温水洗浄便座は電気製品になる為、寿命があり、メーカーも使用年数が10年を越えたものは買い替えを推奨しています。(漏水・漏電・発火などの恐れ)
また、本体の生産終了時期から、10年程で修理に必要な部品も供給終了となるので、実質的に修理不可となる事が多いです。
今回の「TCF4110」も、すでに修理部品が廃盤となっている為、本体交換を行います。
取替え品 TOTO ウォシュレットS1 TCF6543
今回、取替えに使用した製品は、同等機能の製品ではありません。
急を要した為、色も便器と異なっています。
後継品の場合 TOTO アプリコット F1 TCF4713R ※2023年8月~ TCF4723
色は、便器の色に合わせたものを選んでください。
2023年8月より アプリコットシリーズがモデルチェンジしています。新品番はこちらを参照ください。
ウォシュレット本体 交換方法
必要工具
・マイナスドライバー
・プラスドライバー
・モンキーレンチ 2本
<あれば便利>
・電動ドライバー
既存のウォシュレット(TOTO TCF4110)の取り外し方
本体の向かって右側面に、便座着脱用のボタンがあります。
着脱ボタンを押しながら、本体を手前にスライドさせれば、ベースプレートを残して、外すことが出来ます。
プラスドライバーで固定ボルトを緩め、真上に引き抜きます。
受け側のナット(ゴムパッキン付き)は、便器の真下から抜き取ると外しやすいです。
ここから新しいウォシュレットの取付
便器のサイズに合わせて、ベースプレートのボルト位置を調整し、プラスドライバーでボルトを締め込みます。
こちらの便器(TOTO CS430)は、レギュラーサイズ(普通)の為、画像の位置でボルトを固定します。
分岐金具の前後に平パッキン(付属品)を入れ、ナットを締め込みます。
古いパッキンは必ず綺麗に取り除いて下さい。水漏れの原因となります。
本体をベースプレートにスライドさせて、設置します。(カチッと音がするまで。)
給水ホースを分岐金具に接続します。
古い壁リモコンを新しい物に交換。
取替完了です。止水栓を開けて、水漏れ・動作の確認をしましょう。
作業難易度(5段階)・注意点
作業難易度は、「2」 です。
止水栓からのロータンクまでの給水の接続方法は、ご家庭によって異なります。
施工後に水漏れが起こりやすい箇所ですので、注意が必要です。
ご自身での取替えが不安な方は・・・
TOTO TCF6543 工事費込みセット(商品+基本工事)
色は便器の陶器カラーに合わせてください
TOTO TCF4713R 工事費込みセット(商品+基本工事)※2023年8月~ TCF4723
色は便器の陶器カラーに合わせてください
2023年8月より アプリコットシリーズがモデルチェンジしています。新品番はこちらを参照ください。
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