INAX JF-2450SX(JW) 【バルブカートリッジ交換、シャワーホース交換方法】浄水器内蔵シングルレバー水栓 <水が止まらない。シャワーホースから水が漏れる。> 修理方法

INAX JF-2450SX(JW) 【バルブカートリッジ交換、シャワーホース交換方法】浄水器内蔵シングルレバー水栓 <水が止まらない。シャワーホースから水が漏れる。> 修理方法
INAX 浄水器内蔵シングルレバー混合水栓 JF-2450SX(JW) (2001-2006年)
※オールインワン浄水栓


類似品番有り:JF-2450SX/SA(JW)
INAX 浄水器内蔵シングルレバー水栓 JF-2450SX/SA(JW) (2001-2006年)
相違点:外装 パールシルバーメッキ使用
症状①:レバーハンドルを下げても、水が止まらない。レバーの動きが固い。

原因:本体内部のバルブカートリッジの消耗
修理をする為には、バルブカートリッジの交換が必要です。
修理用部品: LIXIL(INAX) シングルレバーヘッドパーツ部(バルブカートリッジ) ※分解図より
LIXIL = INAX
LIXIL シングルレバーヘッドパーツ部(バルブカートリッジ) A-3830

レバーハンドルが破損した場合
LIXIL(INAX) レバーハンドル部 A-3876
症状② シャワーホースから水が漏れる。
水を出していると、水栓本体の下(キッチン収納内の奥)に見えるシャワーホースから水がボタボタと漏れてしまいます。

普段は視界に入らない為、キッチンの収納内や床が水浸しになって気が付くという事がほとんどです。
2階にキッチンがある住宅などは、水漏れによって、階下への漏水などにもつながります。
原因:シャワーホースの劣化
この様な引き出し式シャワーホースの水栓は、使用年数が経つにつれシャワーホースが劣化し、水漏れを起こします。
これは、ステンレスのジャバラホースの内側に、水の通り道となる樹脂製のホースがあり、経年劣化により硬化し亀裂が入ることによって水漏れが発生します。

修理をする為には、メーカー純正のシャワーホース部の交換が必要です。
修理部品: LIXIL(INAX) シャワーホースASSY 、 カプラー式ソケット ※分解図より
LIXIL(INAX) シャワーホースASSY A-4524
シャワーホースと一緒に交換をお勧めします。
※形状が変更になっています。
LIXIL(INAX) カプラー式ソケット A-5394
シャワーホース部の交換方法はこちら
バルブカートリッジ(シングルレバーヘッドパーツ部)の交換方法
必要工具
・カッターナイフ または、精密ドライバー(マイナス)など
・プラスドライバー
・モンキーレンチ
・ウォーターポンププライヤー
バルブカートリッジ(A-3830)の交換手順
レバーハンドルの上面のキャップを、カッターや精密ドライバー(ー)などを使用し、取り外します。

内部の固定ネジを、プラスドライバーで取り外し、レバーハンドルを真上に引き抜きます。


本体カバーを左右にかるく回しながら、真上に抜き取ります。

カートリッジの固定ナットをモンキーレンチなどを使って、反時計回りに回して、取り外します。



カートリッジの上部を、ウォーターポンププライヤーで掴み、真上に引き抜きます。

本体内部に異物が残っていない事を確認して下さい。

取り外しと逆の手順で、固定ナット、カバー、レバーハンドルを取付け直します。
固定ナットは樹脂製の為、締めすぎに注意。(破損します。)

止水栓を開け、正常に作動するかを確認しましょう。
シャワーホース部交換方法
必要工具
・ウォーターポンププライヤー
・精密ドライバー(マイナス)
・タオル
シャワーホース(A-4524)部交換手順
シャワーホースと水栓本体の接続部を取り外します。

カプラー式ソケットのスライダー(青い部分)を下げ、その状態のまま全体を真下に引き抜きます。

内部から残り水が出ます。タオルなどを準備しておきましょう。


シャワーホースに付いている、ホースストッパーのネジを緩め、取り外します。

つづいて、シャワーホースの先端部分を、プライヤーで固定し、カプラー式ソケットを回して取り外します。

INAX(LIXIL)製のカプラー式ソケットは、ネジ部分が樹脂製の為、経年劣化により、取り外し時などにネジ部分が折れたり、亀裂が入ったりする可能性があります。
この部分が破損してしまうと、シャワーホースを交換しても、水栓本体との接続が出来なくなります。
シャワーホースを交換する場合は、一緒に交換する事をお勧めします。

シャワーヘッド部分を45°回し、取り外します。


表示リングを切れ目から開いて取り外します。


吐水口の下のガイドストッパーを精密ドライバーなどを使い、取り出します。


吐水口の先端に見えるホースガイドを、プライヤーで掴み、引き出します。


そのまま、シャワーホースを本体から抜き取りましょう。

表示リング、シャワーヘッドを再取付けします。



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