パナソニック(松下電工)洗面洗髪シャワー水栓 CQ913B(FA247HGL) シャワーホース水漏れ → 水栓本体交換方法 (修理部品の記載も有り)

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こちらのページでは、パナソニック(松下電工) CQ913B のシャワーホースの水漏れによる、他社・代替品への水栓本体の交換方法(取り外し、取付け)を解説しています。

また、修理部品(シャワーホース、カプラージョイント、バルブカートリッジ)の品番情報も有り。

パナソニック(松下電工)洗面洗髪シャワー水栓 CQ913B(FA247HGL)
目次

パナソニック(松下電工)洗面洗髪シャワー水栓 CQ913B(FA247HGL) シャワーホース水漏れ → 水栓本体交換方法 (修理部品の記載も有り)

パナソニック(松下電工) 洗面洗髪シャワー水栓  CW913B ※MYM品番 FA247HGL

         ※洗面化粧台品番  CQW711A

パナソニック(松下電工)洗面洗髪シャワー水栓 CQ913B(FA247HGL) 
パナソニック(松下電工)洗面洗髪シャワー水栓 CQ913B(FA247HGL)

洗面化粧台は、パナソニック(松下電工)製ですが、水栓本体は、OEM品でMYM社製になります。

OEMとは・・・

Original Equipment Manufacturing の略で、メーカーが他社ブランドの製品を生産することです。

パナソニック品番 CQ0913B = MYM品番 FA247HGL

パナソニック(松下電工)洗面洗髪シャワー水栓 CQ913B(FA247HGL) 

症状:シャワーホースから水漏れ

水を出すと、シャワーホース部分から水漏れ。

洗面台の収納内の水受け容器に水が溜まっている。

パナソニック(松下電工)CQ913B(FA247HGL) シャワーホース水漏れ

原因:シャワーホース部の劣化

こちらは、水の通り道であるシャワーホース部の劣化が原因です。

テンレス蛇腹ホースの内部に、ゴムホースが通っている為、経年劣化により亀裂が入り、水漏れが発生します。

部品交換による修理も可能でしたが、本体の使用年数が15年以上経っている為、今回は水栓本体の交換を行います。

補足:修理部品 シャワーホース・ジョイント

パナソニック  シャワーホース部  廃盤  CQ853B03K1 

              後継品 CQ853B03K2

     ワンタッチジョイント  CQ773B13

取替え手順は、別の記事をご参照ください。

その他、レバーを下げても水が止まらない場合

レバーハンドルを下げても水が止まらない場合は、水栓内部のバルブカートリッジの消耗が原因です。

取替用部品(バルブカートリッジ)はこちら

取替え用水栓(他社、代替品)  KVK 洗面洗髪シャワー水栓 KM8007

今回、他メーカーの水栓を取替え用水栓として使用しました。

KVK 洗面洗髪シャワー水栓 KM8007

取替え用水栓(他社、代替品) KVK 洗面洗髪シャワー水栓 KM8007

ご自身での取替えが不安な方は、工事費込セット(商品+基本工事)をお勧めいたします。

作業手順

必要工具

・マイナスドライバー ※止水栓がドライバー式の場合

・モンキーレンチ 2本

・台付き水栓レンチ ナット対辺13㎜用

・台付き水栓レンチ ナット対辺38㎜用

・台付き水栓レンチ ナット対辺47㎜用

古い水栓(CQ913B)の取り外し

STEP
水を止める。
STEP
止水栓から逆止弁ソケットを取り外す。

ナットが上下で2箇所ありますので、画像のの順に取り外していきます。

パナソニック(松下電工)CQ913B(FA247HGL) 水栓本体交換方法 

湯・水ともに取り外しましょう。

STEP
シャワーホースの接続部の取り外し。
パナソニック(松下電工)CQ913B(FA247HGL) 水栓本体交換方法 
STEP
水栓本体の固定ナットの取り外し。水栓本体の取り外し。

水栓本体の下部に、本体固定用のナットがあります。

狭い場所なので、普通の工具では作業が出来ません。

専用工具を使用し、固定ナットを取り外す事で、本体を洗面器から取り外す事ができます。

レバーハンドル側

ナット 対辺 13㎜

パナソニック(松下電工)CQ913B(FA247HGL) 水栓本体交換方法 
カクダイ 立形金具しめつけ工具セット(603-400)の一部 13㎜用

カクダイ  しめつけ工具  603-501 ※対辺 13㎜用

シャワーホース側

ナット 対辺 38mm

先にジャバラ型のシャワーホースガイドナット部分を手で回し取り外します。

カクダイ 立形金具しめつけ工具セット(603-400)の一部 38㎜用

カクダイ しめつけ工具  603-500 ※対辺38・47㎜用

こちらの工具は、新しい水栓の締付時にも使用できます。(47㎜側)

固定ナットを取外し後、水栓本体を天板上から抜き取ります。

パナソニック(松下電工)CQ913B(FA247HGL) 水栓本体交換方法 

ここから新しい水栓の取付(KVK KM8007)

STEP
止水栓に逆止弁付ソケットを取付ける。

工具を使用し、適度に締め込みます。

STEP
新しい水栓本体の固定。

水栓本体を取付穴に通します。

パッキン・ワッシャー・固定ナットを通し、天板の裏から締め込みます。

シャワーユニット側

レバーハンドル側

パナソニック(松下電工)CQ913B(FA247HGL) 水栓本体交換方法 

KM8007の固定ナットは、47mm用の台付水栓用締付工具を使用します。

STEP
シャワーホース、給水・給湯ホースの接続

シャワーホースは、カプラー式ですので「カチッ」と音がするまで差し込みます。

差し込み後は、引っ張っても抜けない事を確認しましょう。

給水・給湯ホースの接続

逆止弁ソケットに差し込み後、抜け防止のクイックファスナー保護キャップをしっかりと取付けてください。

基本的には、左側が給湯、右側が給水 の並びが一般的です。

STEP
止水栓を開け、作業完了。

通水後は、止水栓・給水ホースまわりシャワーホースの接続部などの水漏れが無いかを確認します。

パナソニック(松下電工)CQ913B(FA247HGL) 水栓本体交換方法 
KVK KM8007  取付完了
パナソニック(松下電工)CQ913B(FA247HGL) 水栓本体交換方法 

作業難易度(5段階)

作業難易度は、「3.5~4」 です。 

しめつけ工具の使用は必須です。固定ナットの締め込み不足は、後々、水栓本体のグラつき・水漏れに繋がります。

  狭い箇所になりますので、作業のし難さがあります。

今回だけの使用には必要有りませんが、プロ用のしめつけ工具セットもあります。

これで、各メーカーさまざまなサイズのナットに対応できます。

カクダイ 立形金具しめつけ工具セット(ケース入) 603-400

ご自身での取替えが不安な方は・・・

工事費込セット(商品+基本工事)をお勧めいたします。

その他の修理部品: セラミックカートリッジ(バルブカートリッジ) KPS027H-C

レバーハンドルを下げても水が止まらない場合

KVK セラミックカートリッジ(バルブカートリッジ) KPS027H-C

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