INAX BF-4145T【温度制御部交換、切替弁部・本体後継品情報】 サーモスタット付シャワーバス水栓 <温度調節が効かない>
INAX BF-4145T【温度制御部交換、本体後継品情報】 サーモスタット付シャワーバス水栓 <温度調節が効かない>
INAX サーモスタット付シャワーバス水栓 BF-4145T(1994-2000年)
症状:温度調節ハンドルを回しても、温度が変わらない
本体右側にある温調ハンドルを操作しても、温度が変わらない状態です。(ずっと冷たい・ずっと熱い)
<注意>給湯設備(ガス給湯器、エコキュートなど)の故障の可能性もあるので、事前に確認しましょう。
原因:本体内部の温度制御部の故障
本体内部に、湯水の温度調節をする、「温度制御部(サーモスタット)」と呼ばれる部品があり、経年劣化により、温度調節が上手く出来なくなってきます。
取替用部品 温度制御部 LIXIL A-1832
LIXIL 温度制御部 Aー1832
その他症状:シャワー・カランの切替が出来ない。水が止まらない。
本体正面の切替ハンドルを操作しても、水が止まらない。シャワー・カランの切替えが出来ない。
原因:本体内部の切替弁部の消耗
切替ハンドル内部の切替弁部の消耗が原因です。
取替用部品:LIXIL 切替弁部 A-1182
LIXIL 切替弁部 A₋1182
取替え手順
使用工具
・マイナスドライバー
・プラスドライバー
・水栓ドライバー
・モンキーレンチ
・ウォーターポンププライヤー
・温度計 ※調理用などで可
<場合によって使用>
・モーターレンチ
手順
水栓取付脚部の止水栓をマイナスドライバーで締め、水・湯側共に止水します。
水栓ドライバーを使用し、制御部押えを回して取り外します。
固くて回らない事がほとんどです。水栓ドライバーにモンキーレンチなどをかけて、回すようにしましょう。
温度制御部を抜き取ります。
ウォーターポンププライヤーなどで、掴んで引っ張り出しますが、固着していて、尚且つ工具がかかる箇所も特にない為、抜き取れない場合があります。
温調ハンドルのキャップを取外し、内部の止めネジを緩めます。
止めネジを取外し後、ハンドルを真横に抜き取りましょう。
ブッシュ(白)を抜き取り、ストップリング(赤)は、上部の切り欠き部分に先端の細い工具などを引っかけて取り外します。
温調スピンドル部を工具を使用して回し、取り外します。(※工具をかける箇所があります。)
こちらの部分も、水垢で固着している為、固くて回らない場合があります。
力をかける場合は、水栓本体を別の工具(モーターレンチなど)でしっかりと固定し、配管などに負荷がかからない様に注意してください。
温調スピンドル部を抜き取り後、内部に温度制御部の反対側部分が見えます。工具などで押し込み、逆側から抜き取りましょう。
必要部品を新しいものと入れ替えましょう。
取外し時に解体した部品を、逆の手順で復旧します。
給湯温度と、温調ハンドルの目盛り位置が合う様に、温度調節を行います。
40℃のお湯が出ている状態で、温調ハンドルが40℃になる向きに取り付ける。
修理完了
水栓本体を交換する場合の後継品
LIXIL 壁付サーモ バスシャワー水栓 BF-KA145TSG
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