INAX DT-870Z【ボールタップ・フロートゴム玉交換】 防露式手洗付隅付タンク <水が止まらない> 修理方法 ※手洗無し DT-570 も対象
INAX DT-870Z【ボールタップ・フロートゴム玉交換】 防露式手洗付隅付タンク <水が止まらない> 修理方法 ※手洗無し DT-570 も対象
INAX 防露式手洗付隅付タンク DT-870Z(1979-2002年)
※便器部分 洋式・和式 共にあり
DT-570 手洗無し も同様
INAX 防露式手洗無し隅付タンク DT-570(1979-2002年)
症状:タンクの水が止まらない。便器にずっと水が流れている。
原因:タンク内部の部品の消耗
修理部品:ボールタップ、フロートゴム玉、他
LIXIL = 旧 INAX
LIXIL マルチボールタップ TF-20B
LIXIL フロートゴム玉 TF-10R-S
その他
交換用洗浄ハンドル
LIXIL マルチ洗浄ハンドル TF-10A
ボールタップ・フロートゴム玉交換方法
必要工具
・マイナスドライバー
・モンキーレンチ
交換手順
給水管フクロナットを工具を使用して、取り外します。
残り水がでますので、タオルや水受け容器を準備しましょう。
固定ナットを工具を使用して取り外し、ボールタップをタンク内側から抜き取ります。
洗浄ハンドルにつながる鎖を取り外す。
ドラムが有る場合 取り外し方
フロートゴム玉を抜き取る。
ガイドリングを避けて、斜め横に抜き取ります。
基本は、取り外しと逆の手順で行います。
フロートゴム玉の先端のガイドバーを、フロート弁の中心の穴に差し込みながら取付けます。
ドラムが有る場合は、ドラムを取付けます。
鎖を洗浄ハンドルに繋ぎます。
鎖は若干のたるみをもたせる程度の張り具合にしましょう。
新しいボールタップをタンクに固定します。
フクロナット、固定ナットを一旦取り外し、タンクの取付穴に通します。
固定ナットでタンクに固定し、ストレーナーパッキンを入れてフクロナットを接続します。
ボールタップは垂直に取付けるようにしてください。傾いていると、浮き玉などがタンク内部に干渉し、正常に動作しなくなる可能性があります。
補給水の有り・無しを、ボールタップのダイヤルを回し設定します。
「1」= 補給水有り 工場出荷時の設定
「0」= 補給水無し
補給水の有り・無しは、便器によって異なります。
※交換する前の状態と同じで良いです。
補給水 無し ー 和式便器。洗い落とし式便器(水溜まり面が低い・狭い)
補給水 有り ー サイホン式、セミサイホン式(水溜まり面が高い・広い)
設定が異なると、「便器の水溜まり面が低下する。」「給水が無駄にされる。」が起こります。
補給水管(黒いゴムホース)は、オーバーフロー管内に差し込みます。
止水栓を開けて、タンクに給水します。
手洗い接続管から水が勢いよく出ます。手で持ち、タンクの内側に向けておくようにしてください。
タンクに水が溜まって、水が止まる位置(止水位)を確認します。
オーバーフロー管の「W.L(ウォーターライン)」が基準となります。
止水位の調節は、ボールタップの浮玉部分のネジをマイナスドライバーで回す事で調節出来ます。
手洗い接続管を手洗い金具に接続し、フタを閉じて完了です。
完了
使用修理部品:ボールタップ、フロートゴム玉、他
LIXIL = 旧 INAX
LIXIL マルチボールタップ TF-20B
LIXIL フロートゴム玉 TF-10R-S
その他: 交換用レバーハンドル
交換用洗浄ハンドル
LIXIL マルチ洗浄ハンドル TF-10A
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