KVK KF640(Z)S4HSCL サーモスタット式洗髪シャワー水栓<水が止まらない・温度調節が効かない)水栓本体交換方法 ※クリナップ洗面台仕様品
KVK KF640(Z)S4HSCL サーモスタット式洗髪シャワー水栓<水が止まらない・温度調節が効かない)水栓本体交換方法 ※クリナップ洗面台仕様品
KVK サーモスタット式シャワー水栓 KF640(Z)S4HSCL(1990-1997年 推定)
※洗面化粧台 クリナップ社製
症状:水が止まらない。温度調節が効かない
水が止まらない
止水ハンドルを締めても、水が完全に止まらずポタポタしてしまう状況です。
温度調節が効かない
温調ハンドルを操作しても、湯水の温度が変わらず、調節が効かない状態です。
※給湯設備に、異常が無い事を確認しましょう。
※ストレーナー(メッシュ)の詰まりが無い事を確認しましょう。(ストレーナーは止水栓部分にあります)
原因:水栓内部の部品消耗
水が止まらない場合
止水ハンドルの内部にある止水ボンネット(カートリッジ)の消耗が原因になります。
温度調節が効かない場合
給湯設備側に問題が無く、ストレーナーの詰まりも無いのに、温度調節が効かない場合は、水栓内部のサーモスタットカートリッジと温調ボンネットユニットの消耗が原因として考えられます。
修理用部品はこちら(止水ボンネット、サーモスタットカートリッジ、温調ボンネット)
KF640シリーズは、20年以上前の製品の為、水栓本体を推奨
KVK KF640シリーズは、生産終了してから20年以上経過している為、水栓本体の交換を行います。
取替用水栓本体(シングルレバー式へ変更の場合、後継品への取替えの場合)
シングルレバー式へ変更
KVK シングルレバー式洗髪シャワー水栓 KM8007S3
ご自身での取替が不安な方へおすすめ
KVK KM8007S2 工事費込みセット(商品+基本工事)
後継品の場合(サーモスタット式)
KVK サーモスタット式洗髪シャワー水栓 KF125G2N
水栓本体交換手順 ※難易度は高め
必要工具
・マイナスドライバー ※止水栓がドライバー式の場合
・モンキーレンチ 2本
・ウォーターポンププライヤー
・台付き水栓用レンチ (ナット対辺46㎜用) 例:KVK G11
古い水栓(KVK KF640(Z)S4HSCL) の取り外し
止水栓につながる、水栓本体からの給水管を取り外します。
接続ソケットの上下のナットを上→下の順番にゆるめて取り外します。
ナットが固くて回らない場合は、銅管部分をコンパクトパイプカッターで切断してしまう方法もあります。
水栓本体を固定している、固定ナット(対辺46mm)を専用工具(台付き水栓レンチ)を使用し、下から緩めて取り外します。
KVK 台付き水栓レンチ G11
固定ナットを取外し後、天板上から水栓本体を抜き取ります。
④
止水栓は、そのまま利用しても良いですが、サーモスタット式水栓用に、ストレーナー付タイプが使用されています。(水栓本体内へ、サビなどの流入防止)
シングルレバー式では、基本的にストレーナーは不要です。
KVK アングル形止水栓 K6-P2
ここから新しい水栓 KVK KM8007S3 の取付
KVK KM8007S3の取付方法は、別記事をご参照ください。
取替え完了
修理用部品:止水ボンネット、サーモスタットカートリッジ、温調ボンネットユニット
KVK 止水ボンネット Z522
KVK サーモスタットカートリッジ PZKF112A
KVK 温調ボンネットユニット Z46291
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