KVK KM315(G・GT)【バルブカートリッジ交換手順】洗面シングルレバー水栓 水漏れ修理方法 ※洗面化粧台 タカラスタンダード
KVK KM315(G・GT)【バルブカートリッジ交換手順】洗面シングルレバー水栓 水漏れ修理方法 ※洗面化粧台 タカラスタンダード
KVK 洗面シングルレバー水栓 KM315G(1997-2013年)
※洗面化粧台 タカラスタンダード社製
類似品番 KM315、KM315GT
相違点 KM315 (本体部 白、レバーハンドル部 白)
KM315GT (本体部 シルバー、 レバーハンドル部 シルバー・穴開き)
症状:レバーを下げても水がしっかり止まらない、レバーハンドルの下から水漏れ
レバーハンドルを止水方向に操作しても、水がしっかり止まらない状態です。
また、レバーハンドルの下から水が漏れ続けています。
原因:水栓内部のバルブカートリッジの消耗・破損
どちらの症状も、原因は水栓本体内部のバルブカートリッジの消耗、破損が原因となります。
通常、使用年数10年過ぎ辺りから症状が現れます。
こちらの改善には、バルブカートリッジの交換が必要となります。
但し、バルブカートリッジは交換すれば必ず水漏れが直るものではありません。
バルブカートリッジと水栓本体の設置面に摩耗や傷などがある場合は、水栓本体の交換が必要となる事があります。
修理部品: KVK カートリッジ PZKM110A
KVK シングルレバーカートリッジ PZKM110A
<補足> レバーハンドルが破損した場合 レバーハンドルセット
KM315、KM315Gの場合
KVK レバーハンドルセット(ホワイト) ZK1S338
KM315GTの場合
KVK レバーハンドルセット KM315GT
バルブカートリッジ交換方法
必要工具
・プラスドライバー
・モンキーレンチなど (開口幅30mm以上)
・千枚通し または、 先端の細い工具
バルブカートリッジ交換手順
レバーハンドルの化粧キャップを取り外します。
続いて、内部の止めネジを緩めて取り外します。
こちらのネジは固く回しづらい事が有ります。ネジ山をつぶさないように注意して下さい。
本体上部のカートリッジ締付ナットを、工具で反時計回りに緩めて取り外します。
工具の開口幅は30㎜以上必要です。
まず、カートリッジ周りの黒いOリング状のパッキンを、先端の細いもので取り出します。
Oリングパッキンを取り除けば、カートリッジは簡単に抜き取れます。
この時に、小さなリングパッキンが2つありますので、確実に取り除いて下さい。
カートリッジに引っ付いているか、水栓本体側に残っているはずです。
<補足>水栓本体のこの面に、キズ・摩耗(肉眼ではわからないレベル)があるとカートリッジを交換しても水漏れが直らない事があります。
また、カートリッジの上部に付いている金具は、再利用しますので紛失しない様に注意して下さい。
取り外し時と逆の手順で取付けていきます。
止めネジは新しいカートリッジに付属していますので、必ずそのネジを使用しましょう。
止水栓を開けて、動作確認をします。
レバーの止水方向が違う場合は、カートリッジの取付け向きが逆になっています。
作業完了
水栓本体を交換する場合 代替用水栓(後継品)KVK KM7014T2
KM315Gの代替用水栓
KVK 台付シングルレバー水栓 KM7014T2
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