MYM FA240HU14【シャワーホース、バルブカートリッジ交換手順】 洗面シングルレバー式洗髪シャワー水栓<シャワーホースから水漏れ、水が止まらない>修理方法※タカラスタンダード洗面化粧台
MYM FA240HU14【シャワーホース、バルブカートリッジ交換手順】 洗面シングルレバー式洗髪シャワー水栓<シャワーホースから水漏れ、水が止まらない>修理方法※タカラスタンダード洗面化粧台
MYM 洗面シングルレバー式洗髪シャワー水栓(1999-2004年)
※タカラスダンダード洗面化粧台に使用(OEM品)
症状① レバーハンドルを下げても水が止まらない。レバーハンドルの下から水漏れがする。
レバーハンドルを止水方向(下)に操作しても、水がポタポタと止まりません。
また、レバーハンドルの下辺りから水がタラタラと漏れ続けてしまいます。
原因:水栓内部のバルブカートリッジの消耗・破損
このような症状の場合のは、水栓内部のバルブカートリッジの消耗・破損が原因となります。
症状② シャワーホースから水漏れがする。
水を出していると、洗面台収納内に見えるシャワーホース部分からボタボタと水漏れが起こってしまいます。
収納物で隠れている為、洗面台の下から水が漏れてきて、床が水浸しになって気づくという事も少なくありません。
原因:シャワーホースの劣化・消耗
シャワーホースから水漏れが起こる原因は、シャワーホースの金属ジャバラの内部に通るゴムホースの劣化・消耗によるものです。
修理用取替え部品:セラミックカートリッジ、シャワーホース、接続カプラー
MYM社は、2008年に事業撤退(倒産)している為、修理部品はKVK社が引き継いでいます。
KVK セラミックカートリッジ KPS077AH
セラミックカートリッジの交換方法
必要工具
・プラスドライバー
・千枚通し などの先端の細い工具
・モーターレンチ
・コーナーレンチ 又は、パイプレンチ 350
セラミックカートリッジ(KPS077AH)交換手順
止水栓を閉め、水・湯を止めます。
止まっている事をしっかりと確認しましょう。
上面の丸いキャップを、先端の細い工具などを使い取り外します。
続いて、内部の見える止めネジをプラスドライバーで取り外し、レバーハンドルを本体から引き抜きます。
本体上面の、カートリッジ押えナットを、工具を使用し取り外します。
この時に、カートリッジ押えナットではなく、水栓本体自体が回ってしまわない様に注意します。
水栓本体が回ってしまうと、本体下の給水・給湯・シャワーホースが捻じれ、水漏れ・破損・不具合の原因となります。
本体が回ってしまう場合は、コーナーレンチ(350)などで本体を固定します。(傷が付く可能性有り)
古いバルブカートリッジを、本体内部から取り除きます。
バルブカートリッジが破損していると、バラバラになってしまう為、水栓内部に残骸が残らない様に注意します。
新しいバルブカートリッジ(KPS077AH)を本体内部に差し込みます。
取付向きは、凹凸部分を合わせれば問題ありません。
取り外し時と逆の手順で、カートリッジ固定ナット・レバーハンドルを取付けます。
レバーハンドルの止めネジは、カートリッジの付属品を使用しましょう。
止水栓を開けて、動作確認をします。
シャワーホース(HC187-U14-6)の交換方法
必要工具
・マイナスドライバー
・ウォーターポンププライヤー
シャワーホース(HC187-U14-6)交換手順
シャワーヘッドをスタンドに固定した状態で、回転させて取り外します(反時計回り)
水栓本体下に、シャワーホースの接続部があります。
接続カプラーの青色部分を下にスライドさせた状態で、真下に引っ張ると引き抜くことが出来ます。
ホース内部から残り水が出てきます。タオルや水受け容器を準備しておきましょう。
接続カプラーをシャワーホースから取り外します。
シャワースタンドの先端の下側に、横長の穴があります。
横長の穴に、シャワーホース部分のツメがありますので、マイナスドライバーで押し込み、その状態でシャワーホースのヘッドとの接続部分をスタンドから引き抜くと取り外しが出来ます。
そのままシャワーホースを全て抜き取ります。
取り外しと逆の手順で、シャワーホースを取付けます。
ヘッド側の接続部分は、スタンドにしっかりと差し込みます。(ツメが穴にかかるように)
接続カプラー(再利用)を再接続し、水栓本体に差し込みます。
カプラーを接続後、引っ張って抜けない事を確認してください。
シャワーヘッドを取付け直し、完了。
水栓本体を交換する場合(後継品・同等品)
KVK 洗面シングルレバー式洗髪シャワー水栓 KM8007S3
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※KM8007S3 のひとつ前のモデル
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