MYM MS3500 【切替弁ユニット・温調カートリッジ交換、本体後継品】浴室サーモスタット式シャワー水栓<水が止まらない。温度調節が出来ない。>修理方法 ※タカラスタンダード ユニットバス仕様 

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MYM MS3500 【切替弁ユニット・温調カートリッジ交換、本体後継品】浴室サーモスタット付シャワー水栓<水が止まらない。温度調節が出来ない。>修理方法 ※タカラスタンダード ユニットバス仕様 

MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500(1995-2003年)

タカラスタンダード ユニットバス用 OEM品

OEM品とは・・・

Original Equipment Manufacturing の略で、メーカーが他社ブランドの製品を生産することです。

MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500(1995-2003年)

タカラスタンダード ユニットバス用 OEM品
MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500(1995-2003年)

タカラスタンダード ユニットバス用 OEM品
MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500(1995-2003年)

タカラスタンダード ユニットバス用 OEM品

類似品番: MYM 純正品 MS3500Dとは異なります。

注意:MYM MS3500D とは、修理部品のパーツが異なります。

症状① 水が止まらない。シャワー・カランの切替えが出来ない。

・切替ハンドルを「止」の位置に合わせても、水がポタポタと止まらない。

・シャワーとカランの両方から水が出てしまう。

原因:水栓本体内部の切替弁ユニットの消耗

切替ハンドルを操作しても、水が止まらない。シャワー・カランの両方から水が出てしまうなどの症状の場合、原因は、本体内部の切替弁ユニットの消耗が考えられます。

切替ハンドルの内側が破損している場合、切替弁ユニット(カートリッジ)が回らず、空回りしている場合があります。切替ハンドル・クリックガイドなどの修理部品は廃番となっています。

修理をする為には、切替弁ユニットの交換が必要となります。

修理部品:KVK 切替弁ユニット KP714B

MYM社は、2007年に事業撤退(倒産)している為、補修部品の生産はKVK社が引き継いでいます。

KVK 切替弁ユニット KP714B

切替弁ユニットの交換方法へ

症状② 温度調節がきかない。

・温調ハンドルを回しても温度が変わらない。

・温調ハンドルが固くて回らない。

・水しか出ない。お湯しか出ない。

MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500(1995-2003年)

タカラスタンダード ユニットバス用 OEM品

原因:給湯設備の異常。温調カートリッジの故障。

水栓本体の故障を疑う前に、確認すべき事

給湯設備(ガス給湯器・エコキュート・電気温水器)に問題がある。

・水栓のストレーナー(フィルター)の詰まり

止水栓を閉め、水・湯が止まった状態で行ってください。

MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500(1995-2003年)

タカラスタンダード ユニットバス用 OEM品

以上の点に問題が無ければ、温調カートリッジの故障が原因となります。

修理をする為には、温調カートリッジの交換が必要です。

修理部品:KVK 温調カートリッジ KPS37E

KVK 温調カートリッジ KPS37E

温調カートリッジの交換方法へ

切替弁ユニットの交換方法

必要工具

・マイナスドライバー

・プラスドライバー

・先端の細い工具(精密ドライバー、千枚通し、等)

・モンキーレンチ

切替弁ユニットの交換手順

STEP
水・湯を止める。

水栓の取付脚部分にある、止水栓マイナスドライバーで閉め、水・湯を止めます。

STEP
切替ハンドルの取り外し。

ハンドルの中心部分に、キャップがあります。先端の細い工具などを使い、キャップを取り外します。

続いて、内部のネジプラスドライバーで取り外し、ハンドルを抜き取ります。

MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500

切替弁ユニット交換方法

本体側に残っているクリックガイドも、水栓本体から、いったん取り外します。

(再利用するので、紛失に注意)

STEP
切替弁ユニットを取り外す。

切替弁ユニット工具をかけ、反時計回りに回して取り外しをします。

固着している為、回し始めに力が必要です。

MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500

切替弁ユニット交換方法
MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500

切替弁ユニット交換方法
STEP
新しい切替弁ユニットを取り付け。復旧。

新しい切替弁ユニットを取り付け、取り外し時と逆の手順で復旧をしていきます。

リックガイド・切替ハンドルを取付時、止水栓を開けて水が止まる位置を確認し、「止」に合わせて取り付けましょう。

STEP
動作確認。完了。

再度、動作確認をして正常に動作する事を確認してください。

温調カートリッジの交換方法

必要工具

・マイナスドライバー

・プラスドライバー

・先端の細い工具(精密ドライバー、千枚通し、等)

・水栓ドライバー(-) 

・モンキーレンチ

・温度計 (調理用などで可)

温調カートリッジ交換手順

STEP
水・湯を止める。

水栓の取付脚止水栓マイナスドライバーで閉め、水・湯を止めます。

STEP
温調ハンドルの取り外し。

温調ハンドルの側面についている丸いキャップを、先端の細い工具を使い取り外します。

続いて内部のネジプラスドライバーで回し、ハンドルを真横に抜き取ります。

MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500

温調カートリッジ交換方法

温調ストッパーも抜き取っておきます。

STEP
温調カートリッジ(右側)の取り外し。
MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500

切替弁ユニット交換方法

工具を使い、温調カートリッジを回して取り外します。

固着しているので強い力が必要です。

MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500

切替弁ユニット交換方法
STEP
温調カートリッジ(左側)の取り外し。

本体左側の丸いフタ部分にある溝に、水栓ドライバー(-)をかけ、回して取り外します。

MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500

切替弁ユニット交換方法

固い場合は、ドライバーの平面にモンキーレンチをかけて回してみましょう。

温調カートリッジ(左側)を取り出します。

MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500

切替弁ユニット交換方法
STEP
新しい温調カートリッジを取付、復旧。

新しい温調カートリッジを取付、各部品を逆の手順で復旧していきます。

温調ハンドルは取り付ける前に、水栓から40℃のお湯が出る位置温調カートリッジの芯棒を合わせ、その位置でハンドルを取り付けます。

給湯器の設定温度は、50~60℃に設定しておくことが推奨されています。

温度計で湯温を図ります。

STEP
完了。

水栓本体を交換する場合(後継品・代替品)

メーカー推奨 取替品

KVK 壁付サーモスタット式シャワー水栓 FTB100K

他社製 同等品

LIXIL 壁付サーモスタット式シャワー水栓 BF-KA145TSG

<水栓本体交換 参考画像>

MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500

LIXIL BF-KA145TSGへ交換
MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500

LIXIL BF-KA145TSGへ交換
MYM 壁付サーモスタット式シャワー水栓 MS3500

LIXIL BF-KA145TSGへ交換
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