TOTO TKJ30U3R メタルジョイシリーズ キッチン壁付シングルレバー水栓 水漏れ修理(カートリッジ交換手順)
TOTO 壁付シングルレバー水栓 TKJ30U3R(2004-2011年)
メタルジョイシリーズ


<注意>類似品番有り TKJ30U3 ← 末尾のR無し 部品が異なります。
TOTO TKJ30U3 (2001-2007)



症状:レバーハンドルを下げても水が止まらない
レバーハンドルを止水方向(下)に操作しても、水が完全に止まらない状態です。
また、症状の進行具合よっては、レバーハンドルの根本あたりからの水漏れが合わせて発生する場合があります。

原因:水栓内部のバルブカートリッジの消耗
シングルレバー水栓で水が止まらない原因は、単純なパッキンなどでは無く、水栓内部にあるバルブカートリッジの消耗が原因となります。
取替え用部品: TOTO シングルバルブ部(カートリッジ) THYF7R
TOTO シングルバルブ部(カートリッジ) THYF7R

水栓本体を取替えたい場合(後継品)
TOTO 壁付シングルレバー水栓 TKS05311J
ご自身での取替えが不安な方へおすすめ
TOTO TKS05311J 工事費込みセット(商品+基本工事)
バルブカートリッジ(TOTO THYF7R)の取替え方法
必要工具
・マイナスドライバー
・カッターナイフなど
・モンキーレンチ、モーターレンチなど(開口幅38mm以上)
・六角棒レンチ(3mm)
取替え手順
取付脚部の止水栓を、マイナスドライバーを使い閉めましょう。(湯・水とも)
確実に水が止まった事を確認して下さい。

レバーハンドル正面のインデックス(化粧キャップ)を、先端の細い工具(カッターナイフ)などで取り外します。
紛失しないように注意しましょう。

取り外した内部に、レバーハンドルの止めネジが見えます。

六角棒レンチ(3mm)を使用し、止めネジを緩めると、レバーハンドルを上に抜き取ることが出来ます。


まず、ストッパー(グレー)を抜き取ります。※再利用する

カートリッジ押えナットを、開口幅の大きい工具(38mm以上)を使用し、緩めて取り外します。
上から見て反時計まわしで緩む。


古いバルブカートリッジを抜き取ります。
水栓内部側にカートリッジのパッキンが残る場合があります。しっかりと取り除きましょう。



新しいカートリッジ(THYF7R)を取付けます。

取外しと逆の手順で、カートリッジ押えナット・ストッパー、レバーハンドルを取付けます。
ストッパー(グレー)は、取付け向きに注意しましょう。正常に作動しなくなります。

レバーハンドルの止めネジは、カートリッジに付属している新しいものへ取替えましょう。


止水栓を開けて、動作を確認します。

レバーが上下に上手く動かない場合は、ストッパー(グレー)の取付向きが逆になっている可能性があります。

その他の修理部品: レバーハンドル部、自在スパウト(吐水パイプ)
取替用レバーハンドル
TOTO レバーハンドル部 THA34
取替用吐水パイプ
TOTO 自在スパウト(吐水パイプ) THYB12-2
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