TOTO TMG40WRX・TMG40CRX 壁付サーモ・シャワー水栓 温度調節が効かない 修理方法(温度調節ユニット交換手順)※他、修理部品の記載有り
TOTO TMG40WRX・TMG40CRX 壁付サーモ・シャワー水栓 温度調節が効かない 修理方法(温度調節ユニット交換手順)※他、修理部品の記載有り
TOTO 壁付サーモシャワー水栓 TMG40CRX・TMG40WRX (1999-2007年)
TMG40CRX = スプレーシャワー ※標準的なシャワー
TMG40WRX = クリックシャワー ※ヘッドのボタンで、シャワーの水を止水出来る。
症状:温度調節が効かない
本体左側の、温度調節ハンドルを操作しても、温度が変わらない(ずっと冷たい・ずっと熱い等)状態です。
注意:まずは、熱源機器の確認を(給湯器・温水器など)
お湯の温度が安定しない・熱くならないなどの場合、水栓本体が原因の場合と、お湯を作り出す熱源機器(ガス給湯器・エコキュートなど)が原因の場合と2通りの原因が考えられます。
簡単な見分け方としては、同じ熱源機器から供給される他の給湯箇所(台所・洗面所など)が問題なくお湯が出ているかどうかです。
浴室以外も、お湯の温度が安定しない様ですと、熱源機器本体が原因として考えられます。
逆に、浴室水栓のみが給湯温度が安定しない場合は、水栓本体の温度調節(サーモスタット)の故障が原因と考えて間違いないと思います。
原因:温度調節(サーモスタット)ユニットの故障
熱源機器に問題がなく、水栓から出るお湯のみが温度調節出来ない場合は、水栓本体内部の温度調節ユニットの故障が原因です。
通常、使用年数10年以降から症状が現れます。
補足:湯・水の流量が少ない場合は、水栓本体のストレーナー(フィルター)の詰まりが原因
湯・水の流量が少ない場合は、水栓本体のストレーナー(フィルター)の詰まりが原因です。
湯・水の流量の差が大きい場合も、水栓の給湯温度が設定通りに出ない原因となる事が有ります。
修理部品 (温度調節ユニット) TOTO TH576S
TOTO 温度調節ユニット TH576S
補足: 他の修理部品 (温調ハンドル部・開閉バルブ部)
温調ハンドルの破損・すぐに外れてしまう場合
TOTO ハンドル部 TH5J0243#P8
切替ハンドルで水が止まらない場合
TOTO 開閉バルブ部 TH577
開閉バルブ部の交換手順は、リンク先をご参照下さい。(本体の型番違いですが、要領は同じです。)
切替ハンドルの破損・切替時のカチッと音が鳴らない場合
TOTO 切り替えハンドル部 THA1-2
温度調節ユニット(TH576S)取替え方法
必要工具
・マイナスドライバー
・ウォーターポンププライヤー
・温度計
交換手順
水栓の取付脚部分で止水が出来ます。ドライバーで閉めます。(時計回り=閉、反時計=開)
湯(左)・水(右)行い、止まった事を必ず確認しましょう。
ハンドル部は、真横に強く引っ張る事で取り外しが出来ます。(少し固い)
インデックス(H・Cの表記がある部分)は輪っかを広げる事で取り外しが出来ます。
続いて、袋ナットをプライヤーなどの工具で回し、取り外します。
取り外しの時と逆の手順でフクロナット・インデックスを取付けます。
温調側のハンドルを取付ける前に、湯・水の止水栓を開け、お湯を出します。
この時に、温度調節ユニットの工場出荷時の設定で約40℃のお湯がでます。
給湯器等の温度設定は40℃より高くしておく事(45℃以上が理想)
問題なければ、ハンドルの「40」とインデックスのセンターラインの位置を合わせて、温調ハンドルを差し込みます。
温度が違う場合は、温度調節ユニットの芯棒を40℃で給湯が出る位置まで回し、40℃の位置で、温調ハンドルを取付けます。
使用年数が20年近い、水栓本体の老朽箇所が多い場合は、水栓本体の交換をお勧めします。
代替用水栓(後継機種) TOTO TBV03401J・TBV03402J
TMG40CRXの後継品
TOTO 壁付サーモ・シャワー水栓 TBV03401J1
ご自身での取替えが不安な方へおすすめ
TOTO TBV03401J1 工事費込みセット(商品+基本工事)
TMG40WRXの後継品
TOTO 壁付サーモシャワー水栓(クリックシャワー) TBV03402J1
DIYでの取替えが不安な方へおすすめ
TOTO TBV03402J1(クリックシャワー) 工事費込みセット(商品+基本工事)
コメント