TOTO 手洗い付タンク下からの水漏れの原因<手洗い排水の水漏れ> 整流スポンジの補修方法 整流ジャバラ補修ユニットを使用
目次
TOTO トイレタンク下からの水漏れの原因<手洗い排水の水漏れ> 整流スポンジの補修方法 整流ジャバラ補修ユニットを使用
対象品番:SH91BA、SH671BA、SH681BA、SH31BA、SH51BA、SH61BA 等
症状:トイレを流すと、タンクの給水ホースをつたって水がポタポタと漏れてくる。タンクの下の穴から水が落ちてくる。
トイレを流した後に少し時間が経つと、給水ホースをつたって、または、タンクの下の穴から水がポタポタと漏れ出してしまいます。
原因:タンク上の手洗いの排水が水漏れしている
この症状の水漏れの場合、可能性として高いのが、タンク上の手洗い排水の水漏れです。
タンクの手洗いの排水は、フタの穴に流れ込み、その後、内部の樹脂タンク内へ流れ込むようになっています。
トイレタンクは、ある年代を境に、タンクが2重構造になっています。(外タンクが陶器製、内部タンクが樹脂製)
これは、結露防止の為の構造で、以前の陶器タンクの内側に発砲スチロール製の防露材が張り付けられていた形式から進化したものとなります。
内部の樹脂タンクの上カバーにも同様に、手洗い排水が流れ込む穴が開いているのですが、陶器フタとの接続部分には、スポンジ状のパッキン(整流スポンジ)が使用されています。
しかし、この整流スポンジが劣化してしまったり、剝がれてしまうと、手洗いの排水が樹脂タンクのカバーの上に広がり、その水は、外部の陶器タンク内へ流れ込んでしまいます。
この水は、陶器タンクの底に溜まり、給水ホースが通る穴から外部へ流れ出てくる事になります。
修理部品: TOTO 整流ジャバラ補修ユニット HH11028S
TOTO 整流ジャバラ補修ユニット HH11028S
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施工方法
STEP
止水栓を閉める。
止水栓を閉め、水を止めます。
止水栓(ドライバー式・ハンドル式)が固くて回らない場合の対処方法
止水栓が固くて回らない 通常、止水栓は手で回したり、マイナスドライバーを使って閉栓しますが、どうしても固くて回らない場合があります。 止水栓を閉めなければなら…
STEP
タンクの蓋を外す。
STEP
タンクの蓋に付いている整流スポンジをはがす。
タンクの蓋に付いている整流スポンジをきれいに取り除く。
完全にキレイにする事は出来なくても、凹凸が無いくらいには取り除きましょう。
STEP
カバー(半透明)の上面を清掃する。
カバー(半透明)の上面を清掃し、汚れ・水気をなくします。
STEP
カバーに整流ジャバラを貼り付ける。
カバーの形状によって注意点があります。施工説明書を確認しましょう。
はくり紙を剥がし、整流ジャバラをシールで貼り付けます。
STEP
タンクの蓋を取付ける。
タンクの蓋を取付けます。
手洗い管が確実に接続される様にしてください。
STEP
止水栓を開けて、通水。確認。
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