TOTO S730B(S731B) トイレロータンク <タンクの下から水漏れ>修理方法(密結パッキン交換手順)※その他、修理部品も有り
TOTO S730B(S731B) トイレロータンク <タンクの下から水漏れ>修理方法(密結パッキン交換手順)※その他、修理部品も有り
TOTO 手洗い無しロータンク S730B(1976-2001年)
洗浄水量 大 8ℓ ※小はホールド式(レバーを押している間だけ流れる)
手洗い付 S731Bも対象
TOTO 手洗い付ロータンク S731B(1976-2001年)
症状:トイレを流すと、タンクの下から水漏れがする。
トイレを流すと、タンクの下からボタボタと水漏れが起こります。流し終えた後、しばらくすれば水漏れは収まるという状態です。
原因:ロータンクと便器の接続部のパッキンの劣化
便器洗浄時に、タンクの下から水漏れが起こる原因は、便器とロータンクの接続部に使用されている「密結パッキン」の劣化です。
通常の経年劣化によっても起こりますが、空室の賃貸物件などの長期間使用していないトイレなどでも起こり易いです。
これは、古い密結パッキンが乾燥によってヒビ割れを起こす為です。
取替え用部品: TOTO 密結パッキン TH91540E、 19ミリ平パッキン
TOTO 密結パッキン TH91540E
給水管接続部のパッキン
カクダイ 19ミリパッキン(6枚入) 9188
その他、修理部品:ボールタップ、フロートバルブ、レバーハンドルなど
ボールタップの水が止まらない場合
TOTO ボールタップ THYS3A (手洗い無用)※S730Bの場合
TOTO ボールタップ THYS4A (手洗い付用)※S731Bの場合
交換方法はこちらの記事をご参照ください。
フロートゴム玉の取替え用
TOTO フロートバルブ THY418
レバーハンドルの取替え用
TOTO レバーハンドル THY425-3R
密結パッキン取替え方法
必要工具
・マイナスドライバー
・プラスドライバー
・モンキーレンチ
・ラチェットレンチ 12mm用
取替え手順
ロータンクに繋がれている給水管を一旦、取り外します。
ロータンクの下側、便器を挟んで、固定ボルト・ナットが見えます。
ナット部分を工具を使用して、取り外します。
ラチェット式のレンチを使用します。(ナット対辺12mm用)
ロータンクの内側から、密結ボルトをプラスドライバーで固定しながら、ナットを回します。
便器を両手で持ち、垂直に持ち上げます。
ロータンクは重いので、腰を傷めたり、落下させたりしない様に注意してください。
タンクを破損させてしまった場合、こちらの製品は廃盤となっていますので、代わりはありません。
便器とセットで交換になります。
取り外したタンクは、タオルなどを下に敷き、横に寝かせた状態で置きます。
取外しと逆の手順でタンクを取付けて行きます。
タンクを据える時も、重いので慎重に行ってください。
ボルトの締め込みは、片側のみを一気に締め込まず、左右交互に少しづつ締め込んでいきましょう。
破損の原因になります。
給水管を再接続します。
この時に接続部のパッキンは交換します。(古いパッキンの再利用は水漏れの原因となります。)
袋ナットを締め込みます。
この時に、ロータンク内部のボールタップが傾いてしまわないように注意して下さい。
斜めになってしまうと、ボールタップの破損や、動作不良の原因となります。
止水栓を開けて、タンクに水を給水します。
タンクの水を流し、修理箇所に水漏れが無いか確認します。
給水管の接続部分も、漏水しやすいので、時間を置いて、よく確認してください。
完成
取替え用部品: TOTO 密結パッキン TH91540E、 19ミリ平パッキン
TOTO 密結パッキン TH91540E
給水管接続部のパッキン
カクダイ 19ミリパッキン(6枚入) 9188
その他、修理部品:ボールタップ、フロートバルブ、レバーハンドルなど
ボールタップの水が止まらない場合
TOTO ボールタップ THYS3A (手洗い無用)※S730Bの場合
TOTO ボールタップ THYS4A (手洗い付用)※S731Bの場合
フロートゴム玉の取替え用
TOTO フロートバルブ THY418
レバーハンドルの取替え用
TOTO レバーハンドル THY425-3R
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