TOTO THY582N シングルバルブ部(カートリッジ)の交換方法【詳しい画像解説】
TOTO THY582N シングルバルブ部(カートリッジ)の交換方法【詳しい画像解説】
TOTO シングルバルブ部(カートリッジ) THY582N
必要工具
・マイナスドライバー
・モーターレンチ または ワイドモンキー
・ラジオペンチ または ピンセット
・千枚通し または 細長い棒(竹串など)
カートリッジ取替え手順
水栓によってハンドルの形状は違いますが、真上に強く引っ張る事で取り外しが出来ます。
止めバネ、ワッシャーを取り外します。(この2点は、使われていない水栓もあります。)
続いて、ストッパー(樹脂)を取り外します。
ここで取り外した部品は、再利用しますので、紛失しない様に注意して下さい。
上部のカートリッジ押え(ナット)は、ネジ式になっています。(水栓によって形状が異なります。)
反時計周りに回す事で緩める事が出来ます。
モーターレンチ、トーキレンチなど大開口の工具が必要です。
注意点:カートリッジ押えを回す際に、一緒に水栓本体が回ってしまわない様にしっかりと本体を固定して下さい。本体下の配管が捻じれたり、破損したりする可能性があります。
カートリッジは真上に引っ張る事で取り外しが出来ます。パッキンが効いているので、少し固いです。
水栓内部にフレアパッキンとバネが2組残ります、しっかりと取り除きましょう。
(カートリッジの破片なども残る事があるので、取り除く)
注意:中に異物が残ったままになると、取替後に正常に作動しなくなります。
ここから新しいカートリッジの取付方法へ
細い棒状のものに、フレアパッキン・バネを通し、取付け箇所の穴へ送り込みます。
最後に指で押さえて、差し込みます。
取付向きに注意して差し込んで、奥まで押し込みます。
カートリッジ押え、ストッパー類を元に戻します。
ワンタッチ式なので、向きを合わせて、真上から「パチッ」っとはめ込みます。
レバーハンドルがすぐに抜けてしまう場合
レバーハンドルの差し込み部分が、破損または、摩耗している可能性があります。
この場合は、新しいレバーハンドルに交換しなければなりません。
※水栓本体によって部材は異なります。
しっかりと水・湯が出る、止まる事を確認しましょう。
作業難易度(5段階)
作業難易度は、「2.5」です。
本体の固定ナットの取り外しが、一番の難問です。水栓本体が供回りしてしまわない様に注意してください。
細かな部品(バネ・パッキン)などを確実に回収し、新しいものを取付けてください。(正常に動作しない原因となります。)
カートリッジを交換しても水のポタポタが止まらない。数日、数ヵ月後に水のポタポタが止まらない場合
水栓内部のカートリッジとの接地面に、肉眼では確認出来ないような傷や摩耗がある事が原因です。
この場合、水栓本体を交換しなければなりません。
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