TOTO THYF7R カートリッジ交換方法を解説(必要工具・手順)
TOTO シングルレバーカートリッジ THYF7R
仕様対象 水栓本体品番
TKHG30,31,32,33,37,38,39型・TKY9,10,12,13,14,15,16,17,18型・
TKN31P型・TKN32PB型・TKN35P型・TLHG30,31型・TLC31型・
TLNW32,36型・TK52型・TK53型 他
THYF7R の交換方法
水栓のタイプによって、手順や必要工具が異なります。
レバーハンドルの形状から、タイプの選定を行いましょう。
・レバーハンドル正面に、ネジを隠すキャップなどは無し。
・レバーハンドルが樹脂製。(表面はメッキ)
・レバーハンドルの全面に丸いキャップ(インデックス)が付いている。
・レバーハンドルが金属製。
・洗面台水栓
・レバーハンドル上面に化粧カバーがあり、内部にネジがある。
必要工具
・マイナスドライバー ※止水栓がドライバー式の場合
・カッターナイフ など 先端の細い工具 <B・Cタイプ>
・六角棒レンチ(対辺3㎜) <Bタイプ>
・プラスドライバー <全タイプ>
・モーターレンチ <全タイプ>
・ワイドモンキーレンチ(開口幅38mm以上)<Cタイプ>
・本体締付保持工具 TOTO TZ36 <Bタイプで本体後面に穴がある>
TOTO THYF7R 交換手順
レバーハンドルを真上に強く引っ張る事で取り外しが出来ます。
レバーハンドル正面のキャップ(インデックス)を取り外し、内部の止めネジを緩めて、ハンドルを上に抜き取ります。
止めネジは、六角棒レンチ(対辺3㎜)を使用します。※プラスドライバー式の場合も有り
レバーハンドル上のカバーを取り外し、内部の止めネジを緩めて、ハンドルを上に引き抜きます。
工具を使い、カートリッジ押えナットを緩めて取り外します。
工具の開口幅は38mm以上必要
回し始めが、かなり固い為、急に緩んだ勢いで周辺に工具や身体をぶつけないように注意して下さい。
内部に見えるストッパー(グレー)を取り外します。
水栓本体の真後ろに穴があるタイプは、専用工具(TZ36)を使って、水栓本体を固定します。
水栓本体に被せてある樹脂製カバーを、真上に引っ張り、抜き取ります。
続いて、カートリッジ押えナットの取り外しを行います。
本体の根本に、工具をかける凹みが2箇所ありますので、モーターレンチなどの開口幅の大きな工具で固定します。
本体の上部にある大きな六角部分がカートリッジ押えナットです。工具で反時計まわしにナットを緩めます
この部分は、水垢で固着してナットが回らない事が多々あります。思い切り力をかけて、ナットが緩んだ勢いで、周囲に腕や工具をぶつけない様に注意をしてくだい。
古いカートリッジを抜き取ります。内部に古いパッキンや、ゴミなどが残らないように、確認しましょう。
接地面を綺麗にして、新しいカートリッジを差し込みます。
三つ穴の位置を合わせて、凹凸部分が入りこむように差し込んでください。
取外しの時と逆の手順で、カートリッジ押えナット、レバーハンドルの取付を行います。
カートリッジの先端に付属のアダプター・ネジを取付け、ハンドルを上から差し込みます。
B・Cタイプの場合は、ネジでレバーハンドルを固定しますが、止めネジはカートリッジ付属の新しい物を使用します。
止水栓を開けて、水漏れが無いかの確認、正常に動作するかを確認しましょう。
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