TOTO TL590AX【バルブ部交換】 手洗器用ハンドル式水栓<水がポタポタ止まらない・ハンドル下から水漏れ>修理方法 ※TOTO 埋込手洗器 L590(R)
こちらのページでは、TOTO TL590AX の水漏れ修理(バルブ部の交換)方法・必要部品を解説しています。
TOTO TL590AX【バルブ部交換】 手洗器用ハンドル式水栓<水がポタポタ止まらない・ハンドル下から水漏れ>修理方法 ※TOTO 埋込手洗器 L590(R)
TOTO 手洗器用ハンドル式水栓 TL590AX(1984-2013年)
手洗器(埋込) TOTO L590(R)
症状:ハンドルを閉めても水が止まらない。ハンドル下からの水漏れ。
開閉ハンドルを閉めても、水がポタポタと止まらない状態です。また、水を出しているとハンドルの下あたりから水が滲み出てきてしまいます。
原因:水栓内部部品の消耗。
水栓内部のコマ・スピンドル部の消耗が原因です。
こちらの水栓は、かなり年数が経っている為、部品の固着などで、分解が難しくコマ・スピンドル部を取り外す事が困難です。
また、本体の弁座(コマが接する部分)の摩耗があると、コマ・スピンドル部を交換しても完全に直らない可能性がある為、お勧めは出来ません。
※今回、途中で断念しました。
修理部品: TOTO バルブ部 TH536-2 (+ 給水管用パッキン)
TOTO バルブ部 TH536-2
+
カクダイ 19mm平パッキン(6枚入り) 9188N
TOTO バルブ部 TH536-2 交換方法
必要工具
・カッターナイフなど
・プラスドライバー
・モンキーレンチ
TH536-2 交換手順
上部のキャップを、カッターナイフなどを使って取り外します。
内部にネジがあります。ドライバーで緩めて取り外します。
ネジを外せば、ハンドルを引き抜く事が出来ます。
ハンドル部(キャップ・ハンドル・ブッシュ)は、再利用するので、紛失しないように注意しましょう。
カバーを工具を使用して回し、取り外します。
給水管の接続ナット2箇所を工具を使って取り外します。
残り水が出てきます。タオルや水受け容器などを準備しましょう。
バルブ本体と連結管(吐水口へ繋がる管)の接続部を工具を使用して取り外します。
連結管が樹脂ホースの場合は、形状が異なります。(接続継手が無い。)
接続部は緩める順番があります。連結管のフクロナットを先に緩め、その後に接続継手を緩めます。
接続継手部分を取り外すと、バルブ部が落下しますので、しっかりと持っておきます。
バルブ部を一部解体します。
樹脂ホース用の継手は使用しません。
新しいバルブ部は、連結管への接続と平行しながら、手洗い器に固定していきます。
接続継手部分のパッキンを新しいもの(付属品)と交換します。
バルブ部のネジ山部分が陶器の上面と同じ、または少し出るくらいになるように、つば付ナットを回し、調節します。
低く取付けてしまうと、ハンドルを閉めた時にハンドル下面がカバーに着いてしまい、ハンドルが閉まりきらない・水が止まらない原因になります。
バルブ部と連結管を接続します。
手洗器上面から、スポンジパッキン、カバーを取付け、工具で締め付けます。
ハンドルを再取付します。
給水管のパッキン類を交換し、止水栓と水栓を接続します。
19㎜平パッキンは、付属されていません。
止水栓を開けて、動作確認。水漏れの有無を確認します。
・給水管の上下の接続部分
・バルブ部と連結管の接続部分
TOTO バルブ部 TH536-2
作業難易度(5段階)
作業難易度は「3.5」です。
陶器下部分は、狭く作業がしづらい為、接続部分の水漏れに注意しましょう。
取り外し、取付けも順序通りに行わないと、上手く出来ません。説明をよくみて行ってください。
コメント