TOTO TL597AX【自閉バルブ部交換方法】手洗器水栓<水が止まらない> 埋込手洗器 品番 L833

TOTO TL597AX【自閉バルブ部交換方法】手洗器水栓<水が止まらない> 埋込手洗器 品番 L833
TOTO 手洗器水栓(埋込・自閉) TL597AX (1987-2012年)


TOTO 埋込手洗器 L833 (1993-2004年)
※ロマンシアシリーズ

水栓金具は、別の組み合わせの場合も有ります。

症状:水が止まらない。
通常、ハンドルを押して、しばらく水が出れば止まりますが、いつまでも水が出続けて止まりません。

原因:水栓内部の部品の消耗
水がいつまでも止まらなくなる原因は、単純なパッキンなどではなく、水栓本体内部に使用されている部品、「自閉バルブ部」の消耗によるものです。
修理をする為には、メーカー純正部品の「自閉バルブ部」の交換が必要です。
修理部品:TOTO 自閉バルブ部 TH698-2R ※分解図より
TOTO 自閉バルブ部 TH698-2R

自閉バルブ部(TH698-2R)の交換方法
必要工具
・プラスドライバー(小)
・マイナスドライバー ※止水栓がドライバー式の場合
・ウォーターポンププライヤー
・モーターレンチ
・モンキーレンチ
自閉バルブ部交換手順
ハンドルを上げ、側面に2箇所、ネジの頭(+)が見えます。

プラスドライバー(小)で、ネジを取り外します。(ネジの頭のミゾを潰さないように注意)

外したネジは、再度使用しますので、紛失しないようにしましょう。
ハンドル部を上に抜き取ります。


カバーをウォーターポンププライヤーで挟んで、反時計回りに回して取り外します。


水栓本体の下側の箇所に工具をかけ、本体を固定します。

本体をしっかりと固定した状態で、自閉バルブ部をもう一つの工具で反時計回りに回し、取り外します。

根本のナットではなく、一段上のナットです。

水垢で固着し、回り難い事が多々あります。
力をかけて、緩んだ拍子の勢いで、周辺の壁などに工具や身体をぶつけないように注意して下さい。

カバーを取付け直します。

止水栓を開け、自閉バルブ部のボタンを強く押し込みます。



水の勢いの調節は、止水栓のハンドルの開け閉めで行います。
吐水時間の調節は、自閉バルブ部のボタン内の調節ネジを回す事で行います。
マイナスドライバーで、
右回し → 長くなる
左回し → 短くなる

ハンドルを取付け、ネジで固定します。(2箇所)


作業難易度(5段階)
作業難易度は、「2.5」です。
自閉バルブ部の取り外しが固く、困難な場合があります。
その他、修理部品:ハンドル部、ハンドル支持金具ユニット、カバー、止めネジ
TOTO ハンドル部 TH5D0050
TOTO ハンドル支持金具ユニット TH5D0051
TOTO カバー TH71221
TOTO 止めネジ(M5×4.5) TH61189
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