TOTO TL846AX【本体交換(例)】 洗面サーモ付洗髪シャワー水栓(修理部品供給終了・代替品無し)<水が止まらない>

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TOTO TL846AX【本体交換(例)】 洗面サーモ付洗髪シャワー水栓(修理部品供給終了・代替品無し)<水が止まらない>

TOTO 洗面サーモ付洗髪シャワー水栓 TL846AX(1988~2004年)※TOTO デリシアシリーズ

TOTO TL846AX 洗面サーモ付洗髪シャワー水栓
TOTO TL846AX 洗面サーモ付洗髪シャワー水栓

類似品 TOTO TL846AX #N1C も同様

TOTO TL846AX#N1C(1988~2004年) 

<相違点> 表面仕上げ:オフホワイト

症状:水が止まらない。シャワーホースから水漏れがする。温度調節がきかない。

・開閉ハンドルを締めても、水が止まらない。

・シャワーホースから水漏れがする。

・温度調節がきかない。

シャワーホースからの水漏れ

TOTO TL846AXは、修理部品の供給が終了している為、修理不可。

TOTO TL846AX は、水栓本体が2004年で廃盤となっており、そこから18年以上経過している為、製造メーカーのTOTOでは、修理部品の供給を終了しています。

よって、いずれの症状も、修理が出来ない製品となります。

TOTO TL846AX は、メーカーの水栓本体 代替品・後継品は無い。

通常、次の段階としては、水栓本体の交換となるのですが、こちらの水栓は形状が特殊な為、メーカーの後継品・代替品はありません。製造メーカーのTOTOは洗面化粧台の交換を案内しています。

他メーカーの水栓を使用し、水栓本体の取替えを行った例

今回は、あくまで1例ですが、他メーカーの水栓を使用し、水栓本体の交換を行った事例をお見せします。

※メーカーが推奨している方法では、ございません。同様の方法を行う場合は、自己責任でお願いします。

洗髪シャワー、サーモスタット機能は無くなります。

TOTO TL846AX 洗面サーモ付洗髪シャワー水栓 水栓本体交換(例)

使用水栓:KVK シングルレバー式混合水栓 KM7004T + 部材

KVK シングルレバー式混合水栓  KM7004T 

KVK KM7004T

KVK カウンター化粧フタ Z422710

KVK カウンター穴径変換アダプター Z36-45-48

KVK カウンター化粧フタ Z422710
KVK カウンター穴径変換アダプター Z36-45-48

その他、必要工具

・シリコンコーキング

・ビニールテープ

・モンキーレンチ

フレキ管パッキン(19ミリ平パッキン)

台付水栓用レンチ (ナット対辺 24mm用)

台付水栓用レンチ (ナット対辺 47㎜用)

水栓本体取替手順

TOTO TL846AX の取り外し方

STEP
止水栓を閉め、水を止める。

止水栓を閉め、水・湯共に止水をします。

水とお湯が止まっている事をしっかりと確認しましょう。

STEP
給水管・シャワーホースの取り外し。

止水栓から、水栓本体に繋がる給水管(フレキ管)を取り外します。

TOTO TL846AX の取り外し方

両側の接続部のナット工具を使用し、緩めて取り外しましょう。

水栓本体側のナットは、作業スペースが狭いので、通常のモンキーレンチなどではなく、台付水栓用レンチを使用します。

取り外した、給水フレキ管は、状態が問題なければ、接続部のパッキンだけ交換し再利用できます。

シャワーホースの接続部も同じ要領で取外しておきます。

STEP
水栓本体の取り外し。

水栓本体を、天板から取り外します。

TOTO TL846AX  水栓本体交換(例)

水栓本体側の固定ナット2箇所(ナット対辺 24㎜)

シャワースタンド側の固定ナット1箇所(ナット対辺 47㎜)

 それぞれにあった、台付水栓用レンチを使用し、緩めます。

TOTO TL846AX の取り外し方

それぞれの固定ナットを取り外せば、水栓本体は、天板上から抜き取ることが出来ます。

TOTO TL846AX 水栓本体交換(例)
TOTO TL846AX 水栓本体交換(例)

新しい水栓(KVK KM7004T)の取付方法

STEP
不要な取付穴を塞ぐ。(シャワースタンド側)
TOTO TL846AX 水栓本体交換(例)
取付穴径

今回の方法では、使用しない取付穴を塞ぐ処理を行います。

この処理をしっかりと行わないと、天板に水がかかった場合に取付穴から下の洗面台収納部内に水が漏れる原因となります。

<シャワースタンド側>Φ45㎜

こちらは、カウンター化粧フタを使用し、穴を塞ぎますが、穴径がかなり大きく、特殊な形をしている為、穴径を小さくする変換アダプターと、シリコンコーキングを使用し、処理をします。

穴径変換アダプターで、Φ45㎜ から Φ36㎜ に変換。

TOTO TL846AX 水栓本体交換(例)

カウンター化粧フタで穴を塞ぐ。

この時に、穴の両横の出っ張り部分はシリコンコーキングで埋める様にしましょう。(水漏れの原因となります。)

STEP
不要な取付穴を塞ぐ。(水栓本体側)

水栓本体側の取付穴は、真ん中の一か所は使用しない為、塞ぐ処理をします。

シリコンコーキングを充填しますが、下に落ちない様に、天板の裏側をビニールテープなどで塞ぎます。

天板上からシリコンコーキングを充填します。

TOTO TL846AX 水栓本体交換(例)

裏面のビニールテープは剥がしません。

STEP
水栓本体を固定する。

天板上から、新しい水栓本体(KM7004T)を設置し、裏面からパッキン・ワッシャー・固定ナットで締め付けます。

STEP
水栓本体と止水栓をフレキ管で接続する。

水栓本体止水栓フレキ管で接続します。

フレキ管を再利用する場合、接続部のパッキンは交換しましょう。(水漏れの原因になります。)

STEP
止水栓を開けて、水漏れの有無の確認。動作確認。

水漏れは、止水栓と水栓本体の接続部分で起ります。しっかりと確認しましょう。

完成

TOTO TL846AX 水栓本体交換(例)
KVK KM7004T
TOTO TL846AX 水栓本体交換(例)
KVK KM7004T
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 今日いま正に欲しい情報がこのページです
    大変ありがとうございます 2023/08/24

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