TOTO TL871AFR【開閉バルブ部交換手順】 手洗器用水栓 水漏れ修理方法(手洗器 TOTO L870)
TOTO TL871AFR【開閉バルブ部交換手順】 手洗器用水栓 水漏れ修理方法(手洗器 TOTO L870)
TOTO 手洗器用水栓(埋込・ハンドル式) TL871AFR (2013年~)
※手洗器品番 TOTO L870
症状:水が止まらない
ハンドル操作で止水をしても、水が完全に止まらない状態です。
最初の内は、きつく締める事で止まっていましたが、徐々に止まりが悪くなってきています。
原因:水栓内部の開閉バルブ部の消耗
水の止まりが悪くなる原因は、単純なパッキンではなく、水栓本体内部にある止水部品「開閉バルブ部」の消耗が原因です。
使用頻度にもよりますが、通常10年前後で症状が現れます。
修理部品:開閉バルブ部 、 ハンドル部
TOTO 開閉バルブ部 TH5B0094
ハンドル内部が摩耗・破損している場合
TOTO ハンドル部 TH5D0118
開閉バルブ部交換手順
必要工具
<必要工具>
・カッターナイフ
・プラスドライバー
・モンキーレンチ 2本
取替え手順
ハンドルの上面の中心に丸いキャップ「インデックス」がありますので、先端の細い工具(カッターナイフなど)で取り外し、内部のネジもドライバーで取り外します。
取り外した細かな部品が手洗器の排水口に落ちてしまう事がありますので注意。作業中、排水口は塞いでおきましょう。
ネジを取り外せば、ハンドルが上に抜けます。(少し固い事があります。)
台座ナット部分に工具をかけられる箇所があります。工具で反時計回しに緩め、台座ナットを取り外します。
この時に、水栓本体ごと回ってしまう事がある為、手洗器下の本体部分を工具で押さえる様にしてください。
古い開閉バルブ部を、工具で取り外します。(反時計回りで緩む)
水垢で固着し、固い事が多々あります。「ナットの山をつぶさない」「水栓本体が回らない」様に注意しましょう。
この時も、手洗器下の水栓本体部分を工具で押さえる事。
取り外した水栓側内部に、異物が入っていない事を確認し、新しい開閉バルブ部を取付けます。
台座ナット・ハンドル部を取り外しと逆の手順で取付けます。
止水栓を開けて、水漏れが無いか確認しましょう。
特に洗面器下の水栓本体の接続部分を確認して下さい。
ナットの増し締めで治まることもあります。それでも直らない場合は下記のパッキンを交換して下さい。
TOTO パッキン TH94034R
動作確認をします。
交換完了
TOTO 開閉バルブ部 TH5B0094
ハンドル内部が摩耗・破損している場合
TOTO ハンドル部 TH5D0118
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