MYM FM737 【タカラスタンダード製 システムキッチン】 シングルレバー水栓 水漏れ 水栓本体交換手順 ※補足 修理部品の記載有り
MYM FM737 【タカラスタンダード製 システムキッチン】 シングルレバー水栓 水漏れ 水栓本体交換手順 ※補足 修理部品の記載有り
MYM 台付シングルレバー水栓 FM737 (~1997年)
※システムキッチン タラカスタンダード社製
症状:レバーを上げても水が止まらない。本体から水漏れがする。
レバーを止水方向に操作しても、水が止まらない
こちらの水栓は現在、主流となっている「上げ吐水」※レバーを上げると水が出る。ではなく「下げ吐水」タイプの水栓になっています。
水を出すと、本体の吐水パイプ継ぎ目部分から水漏れする
水を出していると、水栓本体の吐水パイプの継ぎ目部分から、水漏れがして、天板廻りに水溜まりが出来る状態です。
原因:水栓本体内部のカートリッジの消耗、吐水パイプ・パッキンの消耗
レバーを止水方向に操作しても、水が止まらない場合
レバーを止水方向に操作をしても水が止まらない場合は、単純なパッキンなどが原因ではなく、本体内部のバルブカートリッジと呼ばれる部品の消耗が原因です。
こちらの修理する為には、メーカー純正部品のバルブカートリッジの交換が必要です。
本体の吐水パイプ継ぎ目部分から水漏れする場合
吐水パイプの継ぎ目から水漏れがする原因は、継ぎ目部分に使用されているパッキンの劣化、および吐水パイプの金属部分の摩耗が原因として考えられます。
今回、水栓本体の使用年数が20年以上経っている為、総合的に判断し、水栓本体の交換を行います。
<補足>修理用部品:セラミックカートリッジ、OVパッキン、吐水パイプ組
MYM社は、2008年に事業撤退(倒産)していますが、KVK社が修理部品の生産を引き継いでいます。
<要確認>部品交換による修理を考える前に
こちらの水栓のレバーハンドルは、分解する際に固定ビスが外れない事があります。
ビスが固着している事が多く、本体の後ろのスペースが無い為、力もかけ難いので、取り外しが困難なケースがあります。
このビスが外れないと、水栓の分解が出来ないので、ビスが取り外せるかどうかを確認して、部品を手配するようにしましょう。
レバーを上げても水が止まらない場合
KVK セラミックカートリッジ KPS077S
本体の吐水パイプ継ぎ目(稼働部)から水漏れする場合
KVK OVパッキン KPS331
KVK 吐水パイプ組 KPP450DW
取替え用水栓 TOTO TKS05302J
TOTO 台付シングルレバー水栓 TKS05302J
DIYでの取替えが不安な方へおすすめ
TOTO TKS05302J 工事費込みセット(商品+基本工事)
水栓本体交換手順
<必要工具>
・モンキーレンチ 2本
・ウォーターポンププライヤー
・台付き水栓レンチ(ナット対辺38mm用)
既存の水栓 FM737の取り外し方
水栓の銅管と、止水栓を繋ぐ部分に逆止弁付ソケットがあります。ナットが2箇所ありますので、画像の①→②の順番に緩め、取り外します。
①のナットは中間部分をもう一つの工具で固定して、回します。
続いて②のナットを緩めます。
残った①のナットも取り外しますが、内部のロックリングを先に抜き取らなければ、ナットは外れません。
ここから、新しい水栓(TOTO TKS05302J)の取付方法
新しい水栓の取付方法は、リンク先をご参照ください。
取替え完了
DIYでの取替えが不安な方へおすすめ
TOTO TKS05302J 工事費込みセット(商品+基本工事)
コメント