INAX(LIXIL)SF-810S 洗面洗髪シャワー水栓 水漏れ修理方法(バルブカートリッジ交換)
INAX(LIXIL) 洗面洗髪シャワー水栓 SF-810S(2007~2013年)

※類似品があります。 SF-810SY(※エコハンドル水栓) ←こちらの場合、内部部品が異なります。
※エコハンドル水栓(レバーハンドルが湯・水の境界部分でカチッと音が鳴る。ハンドルが右側に回らない)
症状:レバーを下げても水が止まらない。
- レバーを下げても水が止まらない。
- 吐水口から水がポタポタしている。

- レバーハンドルがグルグル回ってしまう。

他、シャワーホースからの水漏れ

原因:バルブカートリッジの消耗
・レバーによる止水機能が悪くなる原因は、水栓内部のバルブカートリッジの消耗による水漏れです。通常、使用年数7年以降から症状が現れます。(使用頻度等によって変わる)
・レバーハンドルが空回りする。通常の稼働範囲よりも左右に回ってしまう場合は、レバーハンドル、又はバルブカートリッジの破損が原因です。
<故障の前兆>シングルレバー水栓の動きが固い・重い、水がポタポタ止まらない その原因と改善方法
・シャワーホースからの水漏れは、シャワーホースの劣化が原因となります。(今回は、修理内容にはありません。)
キッチン・洗面台のシャワーホースからの水漏れ 原因と修理方法。応急処置は?
修理部品
LIXIL シングルレバーヘッドパーツ部 A-3830
レバーハンドル部 A-6040

補足:シャワーホースの交換部品
シャワーホースが水漏れする場合
キッチン・洗面台のシャワーホースからの水漏れ 原因と修理方法。応急処置は?
LIXIL シャワ-ヘッドASSY A-5813
作業手順
使用工具
・プラスドライバー
・ウォーターポンププライヤー
・モーターレンチ または 開口幅の大きいモンキーレンチ
①水を止める
水栓本体の下に止水栓がありますので、湯・水共に止水します。
②レバーハンドルの取り外し。
ハンドルの真上に、化粧キャップが付いているので、取り外し、内部のビスを緩めてレバーハンドルを引き抜きます。

レバーハンドルの裏側が破損していました。空回りの原因はこれです。

③固定ナットの取り外し
本体の化粧カバーを取り外し、カートリッジの固定ナットを緩めて取り外します。


本体が一緒に回ってしまう事があります。プライヤーなどで本体部を固定して、ナットを回すようにしましょう。


④バルブカートリッジを取り外す
真上に引っ張るだけですが、少し固いのでプライヤーなどで掴んで引き抜きます。


ここから新しい部品の取付
⑤新しいカートリッジを差し込む・固定ナットの取付
向きを合わせて、しっかり奥まで差し込みます。

固定ナットの取付けます。

⑥レバーハンドルの取付
取外しと逆手順で取付ます。


⑦止水栓を開ける。作業完了

作業難易度(5段階)「2」
比較的簡単に取替えできます。
水栓本体に、外見がよく似た類似品(エコハンドル水栓)がありますが、内部部品が違いますので注意しましょう。本体品番を確認してください。
取替用水栓(後継品) LIXIL SF-810SYU
LIXIL 台付洗髪シャワー水栓 SF-810SYU
ご自身での取替えが不安な方は、工事費込みセットをお勧めします。
LIXIL 台付洗髪シャワー水栓 SF-810SYU (工事費込みセット)
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