INAX CW-751 シャワートイレ 700シリーズ<水漏れ> (修理部品供給終了) → 本体交換方法 LIXIL CW-KB21(CW-KB31)
INAX シャワートイレ 700シリーズ CW-751(1994-1999年)
※ 便器 C-44ST 、タンク DT-511

症状:本体操作部の下から水漏れ
・おしり・ビデ洗浄をすると、本体操作部の下から水漏れがする。
・操作ボタンを押しても動かない。

原因
操作部の下からの水漏れの場合、給水管の接続部や、貯湯タンクの水抜き栓がある為、その部分を疑う方が多いですが、ほとんどの場合が本体内部からの水漏れになります。
特に、おしり洗浄やビデ洗浄などを使用すると水漏れが発生する場合は、内部の水漏れと思って間違いありません。
逆に使用の有無にかかわらず、常時水が漏れる場合は、外部の水漏れの可能性がありますが、これに関しては一概には言えません。
通常、本体内部からの水漏れの修理は、メーカーメンテナンスに依頼する形となりますが、こちらのCW-751は、生産修理から20年以上経っている為、修理不可となっています。
温水洗浄便座(ウォシュレット・シャワートイレ)の交換時期・取替え製品について(DIY、自分で取替え)
取替え品 LIXIL シャワートイレ CW-KB31
CW-751の同等機能ではありません。(温風乾燥無し)
LIXIL シャワートイレ CW-KB21
LIXIL シャワートイレ CW-KB31

※色は、便器の陶器カラーに合わせて手配してください。
温風乾燥有りの場合 LIXIL シャワートイレ CW-KB32
LIXIL シャワートイレ CW-KB22
LIXIL シャワートイレ CW-KB32
※色は、便器の陶器カラーに合わせて手配してください。
交換手順
止水栓を閉める
止水栓をマイナスドライバーで締め、水を止めます。
給水管・分岐金具の取り外し
既存の分岐金具は交換するので、取り外します。

温水洗浄便座の分岐金具交換について


本体の固定ナットの取り外し・便座本体の取り外し
便器の裏側の左右2箇所に、温水洗浄便座本体を固定しているボルトナットがあります。
ボルトを緩め、パッキン類も取り外します。

ボルトを外せば、本体ごと便器から取り外しが出来ます。


ここから新しいシャワートイレの取付
新しい分岐金具を取り付ける
シャワートイレ本体を設置する前に、新しい分岐金具の取付を行いましょう。





ベースプレートの取付、本体の設置
固定部材のベースプレートを便器に取付け、本体を設置します。
便器のサイズによって、ボルトの位置が変わりますので、施工説明書をしっかりと読み、寸法に合わせた位置で固定します。
トイレ 便器のサイズの確認方法 温水洗浄便座(ウォシュレット・シャワートイレ等)の取替時
こちらの便器(INAX C-44ST)は、エロンゲート(大型)サイズの為、下の画像の位置で固定をしています。



給水ホースの接続、電源コンセントの接続
分岐金具とシャワートイレの本体を、付属の給水ホースでつなぎます。
抜け止めのクリップリングで確実に固定します。



作業完了
試運転を行い、作業完了です。 給水管周りに水漏れがないか確認しましょう。


作業難易度(5段階)
作業難易度は、 「2」 です。
今回、取付けをしたシャワートイレは、一番ベーシックタイプで、施工も簡単です。
DIYでの取替えが不安な方は、工事費込みセット(商品+基本工事)がお勧め
温風乾燥なし
LIXIL CW-KB21 工事費込みセット(商品+基本工事)
LIXIL CW-KB31 工事費込みセット(商品+基本工事)
※色は便器の陶器カラーに合わせてください。
温風乾燥付き
LIXIL CW-KB22 工事費込みセット(商品+基本工事)
LIXIL CW-KB32 工事費込みセット(商品+基本工事)
※色は便器の陶器カラーに合わせてください。
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