INAX SF-C442SX【カートリッジ交換】 台付シャワー付シングルレバー水栓 水漏れ修理方法 キッチン水栓
INAX SF-C442SX【カートリッジ交換】 台付シャワー付シングルレバー水栓 水漏れ修理方法 キッチン水栓
INAX 台付シャワー付シングルレバー水栓 SF-C442SX (2002-2011年)
症状:レバーを下げても水が止まらない。レバーの動きが固い。
・レバーを下げても、水が止まらない。
・レバーの動きが固く、操作しづらい。
原因:内部のバルブカートリッジの消耗
「水の止まりが悪い」「レバーの動きが重く、操作しづらい」の場合、水栓内部のバルブカートリッジの消耗が原因となります。
通常、使用年数10年前後で、症状が出始めます。
注意点
バルブカートリッジは交換すれば必ず症状が改善するものではありません。水漏れは大まかには直りますが、完全には止まらないという事はあります。(レバーの動きの重さは直ります。)
水栓本体が古くなると、水栓内部のカートリッジの接地面に傷がついたり、摩耗したりする事があり、それが、部品交換では直らない原因となる事があります。
取替え用部品 LIXIL シングルレバーヘッドパーツ部 A-3830
LIXIL シングルレバーヘッドパーツ部 A-3830
バルブカートリッジ取替え方法
必要工具
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・ウォーターポンププライヤー
・ベルトレンチ または コーナーレンチ(開口寸法 53㎜以上)
・モーターレンチ
バルブカートリッジ交換手順
①止水栓を閉め、水を止める
水栓下の止水栓、または水道メーターを閉め、水を止めます。
②レバーハンドルの取り外し
レバーハンドルの化粧キャップを取り外し、内部の固定ビスを取り外せば、ハンドルを取り外す事が出来ます。
③カートリッジ固定ナットの取り外し
上部の固定ナットを、反時計まわりに回して取り外します。(大開口の工具が必要です。)
この時に、ナットが固着し、水栓本体自体が供回りしてしまう事が多々あります。
この様に、どうしても供回りしてしまう場合は、水栓本体を固定する必要があります。
しかし、水栓本体は真円で、工具をかけて押さえるような箇所はありません。
このような場合は、キズが付かない様にベルトレンチで押えるか、多少のキズは覚悟で、コーナーレンチなどで押えるしか方法がありません。(本体部 外径53mm)
④カートリッジの取替え
古いカートリッジを抜き取ります。工具で挟んで、真上に引っ張るだけです。(これも固い事があります。)
新しいカートリッジの取付の前に、水栓内部に異物が残ってないか確認しましょう。
古いカートリッジが破損して、破片が入り込んでいる事が有ります。
⑤固定ナット、レバーハンドルの取付
取り外した時と逆の手順で復旧していきます。
⑥止水栓を開けて、作業完了
止水栓を開け通水し、動作確認をします。
作業難易度(5段階)「2~3」
作業難易度は、 「2~3」 です。
固定ナットが、すんなりと回るかどうかが全てです。
水栓本体が一緒に回らない様に、本体の固定をしっかりと行いましょう。
そこが問題なければ、簡単な作業だと思います。
補足: 水栓本体の代替品
代替用水栓
LIXIL シャワー付シングルレバー水栓 JF-AG442SYXA(JW)
※浄水カートリッジなしで、シャワー水栓としても利用可能。
ご自身での取替えが不安な方は、工事費込みセットをお勧めします。
LIXIL JF-AG442SYXA(JW)の工事費込みセット
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