KVK KM302N(A) 洗面シングルレバー水栓 水漏れ修理方法(カートリッジ交換手順)※代替・後継機種の記載有り
KVK 洗面シングルレバー水栓 KM302N(A) (1987-1999年)


症状:レバーを止水方向に操作しても水がポタポタと止まらない
レバーを止水方向に操作しても、水がポタポタと完全に止まりません。

原因:本体内部のバルブカートリッジの消耗
レバーハンドルを止水方向に操作しても、水がポタポタと止まらない場合は、本体内部の「バルブカートリッジ」と呼ばれる部品の消耗が原因となります。
<故障の前兆>シングルレバー水栓の動きが固い・重い、水がポタポタ止まらない その原因と改善方法
使用頻度などにもよりますが、通常、10年前後くらいから症状が現れます。
修理部品:KVK カートリッジ PZKM110C(上吐水用)※下吐水用は廃盤)
KVK シングルレバーカートリッジ(上吐水) PZKM110C

カートリッジ交換手順
①水・湯を止める
洗面台収納内に、止水栓がありますので、湯・水(基本は、左=湯・右=水)共に止水をします。
止水栓を閉めた後は、しっかりと水が止まっているか確認をしましょう。

②レバーハンドルの取り外し
レバーハンドルの上面に化粧キャップがありますので、先端の細い物(カッターナイフ)などで、こじ開けます。
作業をするときは、排水口の栓を閉めておきましょう。落下して排水口に入ってしまう事があります。

続いて、内部の固定ビスを外しましょう。ビスを外せばレバーハンドルが本体から引き抜けます。


➂カートリッジ押えナットの取り外し
カートリッジを押さえているナットを工具を使い、回し、取り外します。
工具をかける箇所は、幅30mm有りますので、開口が大きいモンキーレンチなどが必要です。


④カートリッジの交換
古いカートリッジを取り外します。
まず、周囲を囲むリング状のパッキンがありますので、先端の細いもので引っかけ、抜き取りましょう。

パッキンを取り外せば、カートリッジは簡単に引き抜けます。

水栓本体内に、古いパッキンや、カートリッジの破片などがあれば、取り除いて下さい。


新しいカートリッジと入れ替えます。
古い製品と形状・色が異なりますが、向きを合わせて本体に差し込みます。
新しいカートリッジは、上部の金具部分に「前」という文字が入っている方を前面にしましょう。



⑤固定ナット・レバーハンドルの取付
取り外しと逆の手順で取付けていきます。


⑥止水栓を開けて、動作確認。作業完了
あまり失敗する事は少ないと思いますが、正常に作動するか操作をして確認します。

代替用水栓(後継機種)
ハンドル部(白)
KVK 洗面シングルレバー水栓(ゴム栓付) KM7014T2
ハンドル部(シルバー)
KVK 洗面シングルレバー水栓(ゴム栓付) KM7014T
水栓本体の取替え方法は、リンク先をご参照ください

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