LIDT-811-811 手洗い付ロータンク<洗浄レバーハンドルが折れた> 修理方法(洗浄ハンドル交換)補足:他、修理部品の記載有り
LIXIL 手洗い付ロータンク DT-811(1979-1983年)
※便器 C-54S

手洗い無しロータンク INAX DT-511も対象
INAX 手洗い無ロータンク DT-511(1979-1983年) も同様です。
症状:洗浄レバーハンドルが折れた、 トイレが流せない
洗浄ハンドルが折れてしまい、トイレが流せない状態です。
経年劣化によるもので、洗浄ハンドル部分の交換が必要になります。


取替用部品: マルチ洗浄ハンドル LIXIL TF-10A
LIXIL マルチ洗浄ハンドル TF-10A

その他、修理部品:ボールタップ・フロートゴム
タンク内の水が止まらない場合
LIXIL マルチボールタップ TF-20B
LIXIL フロートゴム玉 TF-10R-L
ボールタップ・フロートゴム玉の交換手順は、下記リンク先をご参照ください。
INAX DT-680S(DT-650S) トイレロータンク 水漏れ修理方法(ボールタップ・フロートゴム玉交換手順)※他、修理部品の記載有り
洗浄レバーハンドル交換手順
必要工具
・マイナスドライバー
・モンキーレンチ
①止水栓を閉め、タンクの水を抜く
マイナスドライバーで止水栓を回し、水を止めて、タンク内の水を流して、空にします。

②古い洗浄ハンドルの取り外し
洗浄ハンドルの固定ナットが、タンクの内側にあります。

固定ナットをモンキーレンチなどを使用し、緩めて取り外します。

固定ナットを取り外せば、洗浄ハンドルはタンクの外側に抜き取ることが出来ます。

➂マルチ洗浄ハンドル(TF-10A)の使用部材の確認
LIXIL(旧INAX)のマルチ洗浄ハンドルは、マルチの名の通り、複数のタンク品番(他社も含める)に対応できる仕様になっています。
そのため、タンクに合わせて部品の組み立てが必要になる為、施工説明書をしっかり見て確認をしなくてはなりません。

タンクの形状に合わせて、説明書のフローチャートにしたがって、施工方法を確認します。



INAX DT-811で 使用する部材・使用しない部材は、下の画像のようになります。

④マルチ洗浄ハンドルの取付
ハンドル本体をタンクに固定します。

調整リング(赤)を→の方向にそって差し込みます。

レバーを差し込み、固定クリップで固定します。
フロートゴム玉の鎖をフックを使い取付けます。(鎖は張り過ぎないように)

⑤止水栓を開けて、動作確認
止水栓を開け、タンクに水を溜めて、ハンドルが正常に作動するか確認しましょう。
取替え完了

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