TOTO S721B 手洗い付ロータンク 水漏れ修理(ボールタップ・フロートバルブ交換方法)※S721も同様
既存のロータンク品番 TOTO S721B (1976-2001年)

類似品: TOTO S721 も同様
TOTO 手洗付ロータンク S721 (1976-2001年)
ロータンク内部の結露防止の防露材(発泡スチロール)が無い仕様です。
症状:タンクの水がずっと止まらない。便器に水が流れ続けている。
- タンク内の水が止まらない。
- タンクの中から水が流れる音がずっとしている。
- 便器内の水溜まりに水がチョロチョロと流れ続けている。



ロータンク下からの水漏れの場合は、こちらをご参照ください。

原因:ボールタップ・フロートバルブの消耗
タンク内部品のボールタップの劣化により、水がしっかり止まらなくなっています。
使用されてから20年以上経っているトイレですので、部品の劣化は当然あります。
交換部品 ボールタップ THYS4A、 フロートバルブ THY418
TOTO ボールタップ THYS4A
フロートバルブ THY418

TOTO レバーハンドル THY425-6R
交換手順
必要工具
・マイナスドライバー ※止水栓がドライバー式の場合
・モンキーレンチ
止水栓を締め、タンク内の水を抜く
止水栓をマイナスドライバーで締めて止水し、タンク内の水を抜きます。

給水管・ボールタップの取り外し
給水管の接続ナット、ボールタップの固定ナットを外し、ボールタップをタンクから取り外します。
フレキ管の場合


サプライ管の場合



フロートバルブの取り外し
レバーハンドルを残し、鎖からゴム玉部分を取り外します。

ここから新しい部品の取付
フロートバルブの取付
新しいフロートバルブを取外しと逆手順で取付けます。 鎖の張り具合に注意しましょう。(少したるませる。)

ボールタップの取付
新しいボールタップは、タンク品番に合わせて、多少の組み換えが必要になります。(施工説明書を参照)
ボールタップをナットで仮固定し、給水管のナット接続(パッキンを入れる)後に、本締めします。
<フレキ管の場合>


<サプライ管の場合>
新しいボールタップに付属しているストレーナー(白)とパッキン2ヶを使用し、接続します。



補給水管(ゴムホース)のオーバーフロー管への接続も必ず行ってください。

止水栓を開け、止水位置の調整
止水栓を開け、水を出す時は、手洗い管のホースから水が出ますので注意しましょう。(下に向けておく)
タンクの止水水位は、ボールタップのダイヤルで、調整が出来ます。
オーバーフロー管のWL(ウォーターライン)に合わて、水が止まる様にする。

タンクのフタに手洗い管を接続、作業完了
水漏れする可能性があるのは、給水管の接続部分です。
また、今回に作業によって、止水栓まわりでも水漏れが起こる事がありますので、しっかりと確認をしましょう。
作業難易度(5段階) 「2」
作業難易度は、「2」 です。
施工説明書もしっかりと読んで施工をするようにしましょう。
TOTO ボールタップ THYS4A
TOTO フロートバルブ THY418
TOTO レバーハンドル THY415-6R
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