TOTO TCF6021 ウォシュレットSB 本体より水漏れ → 本体交換方法 TOTO ウォシュレットS1 TCF6543 へ
TOTO ウォシュレットSB TCF6021(2001-2006年)
※ TOTO タンク SH681BA 、 便器 CS680B

症状:本体の下・側面辺りから水漏れ
・本体から水漏れ。給水ホースの接続部分近くで、常時水漏れする。
使用年数20年程で、本体の左横、給水ホースの接続部付近から水が漏れ続けています。

原因:本体内部からの水漏れ(修理部品は生産終了)
一見、給水ホースの接続ナットから水漏れしている様に見えますが、この部分から水漏れする事は、私の経験上、ほとんどありません。(一度、取り外したりした場合を除く。)
よく見ると確認出来ますが、もっと本体に近い部分、内部から水が漏れてきているのがわかります。
通常、ウォシュレットの本体からの水漏れは、メーカーのメンテナンスに修理依頼をする事になります。
しかし、こちらの「TCF6021」は、本体の廃盤から15年以上経過して、修理部品は生産終了となっている為、修理は不可能となります。
取替え用ウォシュレット (袖ボタン式 から 壁リモコン式へ変更)
TOTO ウォシュレットS1 TCF6543
こちらは、既存の製品の後継機種ではありません。

色は、便器の陶器カラーに合わせて手配をしてください。
(後継機種・同等品)TOTO ウォシュレットSB TCF6623
色は、便器の陶器カラーに合わせて手配をしてください。
取替え手順
必要工具
・マイナスドライバー
・プラスドライバー
・モンキーレンチ 2本
TOTO TCF6021の取り外し手順
既存の分岐金具は使用出来ませんので、工具を使って取り外します。
ホース内から残り水が出るので注意。


給水管の種類によって施工方法が異なります。
本体の右側面に、着脱用のボタンがありますので、押しながら本体を手前にスライドさせる事で、取り外しが出来ます。


固定ネジをドライバーで緩め、取り外します。


受け側のゴムは、取付穴の下から抜き取れます。


ここから新しいウォシュレット(TCF6623)の取付手順
付属の給水分岐金具を取付けます。(付属のパッキンを入れる)
工具を使って、しっかりと締め込みましょう。


付属のベースプレートを取付けます。
便器のサイズに合わせて、固定ネジの位置を調整してください。


固定ネジはしっかりと締め込みましょう。グラつきの原因となります。


ベースプレートに対して、本体を前からスライドさせて「カチッ」と音がするまで押し込みます。


給水ホースを分岐金具に接続します。

電源コンセントも差し込みます。

リモコン取付位置は、紙巻器の上辺りに取り付けるのが一般的です。

紙巻器のカバーを開けた時に、干渉しない様に注意します。


<壁リモコン取付> 賃貸住宅などで壁に傷を付けたくない、タイル壁で穴開けドリルが無い などの場合、
下記の様な部材で、紙巻器の取付穴を利用して取付ける方法もあります。
TOTO リモコン取付プレート TCA37-1#CS1

作業難易度(5段階)
作業難易度は、「2~3」 です。
給水管の種類によって、分岐金具の取替えの難易度が変わります。
今回の様な、ホース式の場合は、作業がし易いです。
ご自身での取替えが不安な方は・・・
TOTO TCF6543 工事費込みセット(商品+基本工事)
※色は便器の陶器カラーに合わせてください。
TOTO TCF6623 工事費込みセット (商品+基本工事)
※色は便器の陶器カラーに合わせてください。
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