TOTO TKJ31FRX 下げ吐水(修理部品生産終了)台付シングルレバ-水栓の交換方法 TOTO TKS05302J へ
こちらのページでは、TOTO TKJ31FRX・TKJ31DX が水が止まらなくなった場合の、水栓本体の交換方法(後継品・代替品番、交換手順)を解説しています。
TOTO TKJ31FRX 下げ吐水(修理部品生産終了)台所台付シングルレバ-水栓の交換方法 TOTO TKS05302J へ
TOTO 台付シングルレバー水栓 TKJ31FRX (1996-1999年)
※下げ吐水
下げ吐水式 = レバーハンドルを下げると水が出る。上げると止まる方式。 現在は、反対の上吐水式がほとんどです。
類似品番 TKJ31DX も対象。
TOTO TKJ31DX (1995-1999年)も対象です。
<相違点>本体下の給水管が銅管製
症状:水がポタポタと止まらない。
・レバーハンドルを上げても、水がポタポタと止まらない。
・レバーハンドルの動きが重い。
レバーハンドルを止水方向(上)に操作しても、水が完全に止まりません。(症状が軽いうちは、左右の位置によって止まることもあります。)
また、レバーハンドルを上下に操作するのに、動きが悪く、重い感覚があります。
原因
水栓内部のバルブカートリッジの消耗が原因です。
使用頻度にもよりますが、通常7年~12年位で、水が止まりにくい、レバーの動きが重い、などの症状が現れます。
この様なシングルレバー式の水栓の場合、単純なパッキンではなく、レバーハンドルと連動したバルブカートリッジという部分が、水を止める為に必要な部品となります。
TOTO 下げ吐水式のシングルレバーのカートリッジは廃盤になっています。
こちらの水栓本体(TOTO TKJ31FRX)は、1999年に製品廃盤となっており、そこから20年以上経過しています。
現在、メーカーでは修理部品の生産を終了しておりますので、実質的に修理不可能となります。
只、平均的な水栓本体の取替え時期としては15年前後なので、使用年数としては充分です。
取替え用水栓(後継品) TOTO 台付シングルレバー水栓 TKS05302J
現在の水栓(TOTO TKJ31FRX)の後継品になります。
TOTO 台付シングルレバー水栓 TKS05302J
ご自身での取替えが不安な方は、工事費込セット(商品+基本工事)をお勧めします。
水栓本体の交換方法
必要工具
既存の水栓(TOTO TKJ31FRX)の取り外し手順
キッチン収納内に止水栓がありますので、湯・水ともに止水をします。
ナットが2箇所ありますので、上・下の順番に取り外します。(湯・水とも)
取外し時に、内部の残り水がでますので、タオルや水受け容器で受けるようにしましょう。
水栓本体の下部裏面に、本体を固定するナットがあります。
狭い箇所なので専用工具を使用して、ナットを取り外します。
カクダイ しめつけ工具 603-501
(ナット対辺 13ミリ)
ここから新しい水栓金具の取付
TOTO TKS05302Jの取付方法は、こちらの記事をご参照ください。
浄水器コックの取付
水栓本体の交換が終わりましたが、元の水栓の吐水の先端に浄水器の切替コックがついていました。
ここ最近のTOTO製の水栓は、吐水の先端のネジの形状が内ネジになっています。
元の水栓(左側)は外ネジです。
これを同じ様に、外ネジに変換しなくてはなりません。
その時に使用する部材がこちらです。
TOTO アダプター THYB69
こちらを使用すれば、外ネジに変換できます。
作業難易度
作業難易度は、「3」 です。
専用工具が無いと、取り外しができないと思います。
施工説明書もしっかり読んで施工しましょう。
ご自身での取替えが不安な方は・・
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