TOTO TL362ERB 洗面台シングルレバー洗髪水栓 水漏れ修理(カートリッジ交換手順) 他、修理部品の記載有り
TOTO 洗面台 シングルレバー洗髪水栓 TL362ERB
洗面化粧台 Vシリーズ


症状:レバーを下げても水がポタポタ止まらない
レバーハンドルを下げても、水がポタポタと完全に止まらない状態になっています。

原因:水栓内部のバルブカートリッジの消耗
シングルレバー式水栓で、吐水の水が止まらなくなるのは、水栓内部のバルブカートリッジの消耗が原因となります。
使用頻度によって異なりますが、通常7~15年程で症状が現れます。
交換用のバルブカートリッジは、メーカーごと、水栓型番によって異なります。
<故障の前兆>シングルレバー水栓の動きが固い・重い、水がポタポタ止まらない その原因と改善方法
現在、ご使用の水栓に適合した純正部品が必要となります。
交換用部品 TOTO シングルバルブ部(カートリッジ) THF34RN
TOTO シングルバルブ部(カートリッジ) THF34RN

補足: シャワーホースからの水漏れの場合 ホースユニット TH5C0470

キッチン・洗面台のシャワーホースからの水漏れ 原因と修理方法。応急処置は?
交換用シャワーホース
TOTO ホースユニット TH5C0470
バルブカートリッジ交換手順
①水を止める
止水栓または、水道メーターなどで、水・湯の元栓をとめます。
②レバーハンドルの取り外し
化粧キャップによって止めネジが隠れています。
止めネジは、六角レンチ棒(対辺3㎜)で緩める事が出来ます。



➂カートリッジ押えナットの取り外し
本体カバーを取り外します。
被せてあるだけなので、真上に引き抜きます。

続いて、カートリッジを押さえているナットを取り外します。

このナットを外す際は、本体部を固定しなければなりません。
大開口幅の工具が2つ必要となります。(開口幅 31㎜以上)
下の画像の様に、本体部を固定しながら、上部のナットのみを反時計回りに回して緩めます。
本体部分が回ってしまうと、水栓本体の向きが変わってしまったり、本体下の給水ホースの水漏れが発生する恐れがあります。


④バルブカートリッジの交換
バルブカートリッジを新しい物と入れ替えます。
古いカートリッジは、真上に引き抜くだけですが、パッキンが効いていたり、水アカ等によって固着している為、工具などで掴んで引き抜きましょう。


新しいカートリッジは、水栓本体側の穴と向きを合わせて差し込みます。
また、内部に異物や、ゴミが無いかしっかりと確認をしてください。
止水不良の原因となります。


⑤カートリッジ押えナット、レバーハンドルの取付
取り外しと逆の手順で、カートリッジ押えナット、レバーハンドルを取付けます。

⇩ この白い樹脂部品は、画像の向きで取付けてください。


⑥止水栓を開けて、作業完了
止水栓を開けて、水がしっかりと止まるか、レバーハンドルがしっかりと作動するかを確認しましょう。
レバーハンドルが上手く動かない場合は、取付方法に問題があります。
もう一度、確認をしてみましょう。

交換用カートリッジ
交換用シャワーホース
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