TOTO TLJ30U(X・G） 洗面ｼﾝｸﾞﾙﾚﾊﾞｰ水栓 水漏れ修理方法（ﾊﾞﾙﾌﾞｶｰﾄﾘｯｼﾞ交換）
TOTO TLJ30U(X・G） 洗面ｼﾝｸﾞﾙﾚﾊﾞｰ水栓 水漏れ修理方法（ﾊﾞﾙﾌﾞｶｰﾄﾘｯｼﾞ交換）
TOTO 洗面ｼﾝｸﾞﾙﾚﾊﾞｰ水栓 TLJ30UX （1996-2013年）※排水ﾎﾟｯﾌﾟｱｯﾌﾟ式
※TLJ30UG は、排水ゴム栓式
症状
・水が止まらない。
・レバーハンドルの動きが重い。
レバーハンドルを下げても、水が完全に止まりません。また、レバーハンドルの動きが重く、操作がしづらい状態です。
原因
シングルレバー式の水栓の、「水が止まらない」・「レバーハンドルの動きが重い」といった症状の原因は、水栓内部のバルブカートリッジの劣化が原因となります。
使用頻度によって変りますが、10年前後で症状が現れることが多いです。
修理方法としては、原因であるバルブカートリッジを交換すれば良いのですが、必ずしも水漏れが直るとも限りません。
これは、本体側のバルブカートリッジとの接地面が摩耗したり、細かな傷等がある場合、僅かな隙間から水漏れが発生してしまいます。（肉眼では確認できません。）
この場合は、水栓本体の交換が必要です。
使用部品 TOTO ｼﾝｸﾞﾙﾊﾞﾙﾌﾞ部 THY582N
TOTO ｼﾝｸﾞﾙﾊﾞﾙﾌﾞ部 THY582N
ﾚﾊﾞｰﾊﾝﾄﾞﾙを交換する場合
TOTO ﾚﾊﾞｰﾊﾝﾄﾞﾙ部 TH32353W
ﾊﾞﾙﾌﾞｶｰﾄﾘｯｼﾞ交換方法
必要工具
・マイナスドライバー
・ラジオペンチ
・千枚通し または、 竹串など
取替手順
レバーハンドルは、真上に引っ張るだけで取り外す事が出来ます。（固い場合有り）
白い樹脂製のストッパーを取り外し、上部のナットを反時計回りに回して取り外します。（工具不要）
カートリッジ本体は、真上に引き抜けば取り外す事ができます。（固い場合有り）
続いて、内部にも部品が残っています。（パッキンとバネ 2組）
ラジオペンチなどを使って、取り出しましょう。
確実に取り除きましょう。内部に残っていると、取付後に正常に作動しなくなります。
取外しと逆の手順て取付けていきます。
細長い棒状のものに、バネとパッキンを通し、取付け箇所に送り込みます。
穴に入ったら、指でパッキンを軽く押し込みましょう。
カートリッジ本体は、取付けの向きだけ注意して、奥まで差し込みます。
ナットを取付け後、ストッパーを取付けます。
レバーハンドルは、上からパチッと音がするまで差し込みます。
ﾚﾊﾞｰﾊﾝﾄﾞﾙがすぐに抜けてしまう場合は、内部の接地面が摩耗している事が原因です。（交換必要）
作業難易度（5段階）
作業難易度は、 「２」 です。
基本的には簡単な作業です。細かいパーツを失くさない様に注意しましょう。
補足： 水栓本体交換の場合、 取替え用水栓
TOTO 洗面ｼﾝｸﾞﾙﾚﾊﾞｰ水栓（排水ﾎﾟｯﾌﾟｱｯﾌﾟ式） TLHG30AER
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