TOTO TCF4221A ウォシュレット アプリコットN2A(修理部品供給終了) 操作しても動かない。水漏れ。→ 本体交換方法
TOTO ウォシュレット アプリコットN2A TCF4221A(2005-2007年)
便器 CS60BM 、タンク SH61BAK


症状:操作しても動かない。ウォシュレット本体から水漏れする。
リモコンで操作をしても、本体が動きません。(リモコン電池は問題なし)
ウォシュレット本体の横あたりから、水漏れがしています。
TOTO TCF4221Aは、修理部品の供給を終了している
こちらの、TCF4221Aは、2007年に本体の生産が終了しています。
そこから15年以上経過している為、製造メーカーでも修理部品の供給を終了していますので、故障・水漏れなどの場合は、本体の取替えが必要になります。
温水洗浄便座(ウォシュレット・シャワートイレ)の交換時期・取替え製品について(DIY、自分で取替え)
取替用ウォシュレット TOTO TCF6543
※こちらは、TCF4221Aの後継機種ではありません。
TOTO ウォシュレット S1 TCF6543
TCF4221Aとの大きな相違点
〇温風乾燥 有り → 無し
〇オート・リモコン便器洗浄 → レバー便器洗浄
〇温水 瞬間式 → 貯湯式

後継機種の場合 TOTO TCF4723AMR
TOTO ウォシュレット アプリコットF2A TCF4723AMR
※TOTOの4.8ℓ洗浄便器への取付の場合は、TCF4713AKR になります。
ウォシュレット本体交換手順
TCF4221Aの取り外し
①水を止める
止水栓または、水道メーターにて水を止めましょう。(止まった事を確認する事)
②分岐金具・給水ホースの取り外し
止水栓に接続されている分岐金具を工具を使い取り外します。




➂ウォシュレット本体を便器から取り外す
本体に向かって右側面に、便座の着脱ボタンがあります。
着脱ボタンを押しながら、本体を手前にスライドさせる事で、本体の取り外しが出来ます。


④ベースプレートの取り外し
便器に残ったベースプレートは、ドライバーで固定ボルトを緩めていけば取り外しが出来ます。



便器取付穴に残ったゴムブッシュは、穴に押し込む事で、便器裏側から抜き取れます。


ここから新しいウォシュレットの取付。(TOTO TCF6543)
⑤新しいベースプレートの取付
新しいウォシュレットに付属のベースプレートを取付けます。
便器のサイズによって、ベースプレートの固定ボルト位置の調整が必要になります。(詳細は、施工説明書を参考にしましょう。)
トイレ 便器のサイズの確認方法 温水洗浄便座(ウォシュレット・シャワートイレ等)の取替時



⑥ウォシュレット本体を便器に取り付ける ※⑦を先に行っても良いです。
本体を、ベースプレートに取付けます。
取付後に、便器とウォシュレットの先端が揃っている事を確認します。
ずれが生じる場合は、ベースプレートのボルト位置の調整が必要です。


⑦分岐金具の取付、ロータンク給水ホースの接続
まず、ロータンクの給水ホースを分岐金具に接続します。
給水ホースに古いパッキン(青)が残っている場合があります。貼りついてしまっている事が多いですが、綺麗に取り除き、新しいパッキンと交換します。



続いて、分岐金具を止水栓に接続します。(パッキンを入れる)


⑧ウォシュレット給水ホースの接続。電源コンセントの差し込み。
ウォシュレットの給水ホースは、差し込み口の内部にOリングパッキンが入っている為、そのまま分岐金具に接続できます。



⑨リモコンの交換

⑩止水栓を開け、動作確認。水漏れ確認。
取替え完了


DIYでの取替えが不安な方は、工事費込セット(商品+基本工事)がおすすめ
TOTO TCF6543 工事費込みセット(商品+基本工事)
後継機種への取替の場合
TOTO TCF4723AMR 工事費込みセット(商品+基本工事)
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
おばあちゃんの家の便座が、アプリコットNA2のTCF4221で横の方から水漏れしています。自分で取り替えられるならやってみようと思って、交換方法などを検索していたらこちらの記事にたどり着きました(^^)
便座後方からタンクの中のレバーに繋がってる白い線があって、あの線は新しい機種になっても必要なのでしょうか?もしよろしければ教えて頂きたいです。よろしくお願いします‼︎
コメントに気づくのが遅くなりまして、申し訳ございません。
遅れましたが、回答させていただきます。
便座後方からレバーに繋がるコードが必要かどうかは、取り替える機種によって異なります。
現在のアプリコットN2Aは、リモコンでトイレを流したり、自動でトイレを流したり出来ると思います。
今度、お取替えするものが、リモコン便器洗浄や、オート便器洗浄機能が付いている場合は、必要にはなるのですが、そのまま使用する訳ではなく、同じ様にタンク内のレバーにモーターを付けて、便座本体とコードで結ぶ事になります。(便座の付属品)
逆に、本記事内で使用した機種の場合、手動でレバーを動かす為、コードは必要ありません。
コードとモーターは残したままにして使用しています。
コードは、タンクの後方で、束ねて置けば結構です。
(再度使う事もないと思うので、切断しても構いません。)